男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」
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568:名無しNIPPER[saga]
2015/09/23(水) 18:14:45.94 ID:NzJ4BEJVo
男「やめてママーーーーー!!!!!」
杏子「おらぁぁぁっ!!」シュッ
男「ぐおおおおっ!?」サッ
男(容赦ない踏み込みから繰り出される突きが俺の左脇腹を掠める! 臨戦態勢に入った彼女にこけおどしはもはや通用しなかった!)
男(もう少し回避が遅れていたら槍は俺の腹に突き刺さり戦いは終わっていた。いや、今この瞬間も決して危機を脱したとは言えないだろう)
男(だが……この状況は同時に好機であるとも言える。彼女の全力を込めた一撃は、何はともあれはずれたのだから……!)
男「はああっ!!」ガシッ
男(瞬時の判断。俺は自分の腹のすぐ横をすり抜けた槍の穂先を脇で挟み、その動きを封じた!)
男「ヒューーッ、危ないなあ。もう少しで当たるところだったじゃないか、ええ?」
男「その罪は死を以って償えええええっ!!」ブンッ
男(俺は杏子ちゃんの首へと狙いをつけ、右手に持った刀を振るった!)
杏子「離せ!!」ブンッ
男「ごああああっ!!」
男(しかし刀が届く前に、俺に捕まったままの槍を、杏子ちゃんは柔道の背負い投げの如く俺ごと後ろに放る!)
ドガアァァァッ!!
男「かはっ」
男「ゴホッ……ゲホッ!!」
男(床に叩きつけられ、背中を打った衝撃で息が詰まる……)
杏子「勝負にもならねえよ」
男「……くっ」
杏子「おい、ゆまはどこに居るんだ。早く答えろよ」
杏子「さっさと言わねーと、お前の手足を一本ずつぶっ壊していくからな」
男(そう言って杏子ちゃんは俺の顔に槍を突きつける)
男「ひ、ひひ。ひひひひ……!」
杏子「……」
男「今だ、やれ小巻ちゃん!!!」
男(俺は杏子ちゃんの背後、僅かに開いた教会の入り口に向けて叫んだ!)
杏子「!?」バッ
男(背後からの奇襲に備え、間髪入れず飛びのく杏子ちゃん。俺はその姿に向けて……)
↓2
1.一気呵成の猛攻を繰り出した!
2.背を向けて走り出した!
3.大笑いしてやった!
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