男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」
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553:名無しNIPPER[saga]
2015/09/22(火) 17:49:42.71 ID:9pr7snsNo
男「『待て、都合よく人気の無い場所に行くのは不自然じゃないか? 誘いこまれている可能性があるぞ! 十分に距離を取るんだ!』……っと」

男「のんびりしてられないな。早く合流を済ませよう」

男「ふう、剣道の装備が邪魔だな……」



男「進めば進むほど街から離れていくな……杏子ちゃんはこんな場所に一体何の用があるんだ?」

男「見つけた。あのデカい後ろ姿は小巻ちゃん! 松平も一緒だ!」

男「来たぞ。どうだ、佐倉杏子の様子は?」

小巻「……あの教会に入ってから出てこない。中の様子が気になるけど近づけないでいる」

男「教会だと? あの悪魔のような女が教会なんかに一体何の用だ……?」

ちき「ふむ、なるほどのう」

小巻「何かわかったの?」

ちき「いやの、あの教会、今では誰も住む者がおらぬが……一昔前まではそれなりに精力的に活動しておったのじゃ」

ちき「それがどういうわけか、ある日突然神父が人が変わったようにやる気を失ってしもうての。あげくの果てに一家で心中してしまいおった」

男「そ、そんな場所に何しに来たんだ? まさか遺物を荒らそうと、いや、興味本位で心霊スポットを見に来たとかか……?」

ちき「それがの、死んでしもうたのは若い夫婦と末の娘だけで、長女はその日以来行方が知れぬのじゃ」

ちき「そして……この教会の管理者の名前は、わらわの記憶が正しければ『佐倉』であったはずじゃ」

小巻「……それじゃあ、その行方不明の長女が佐倉杏子だってこと?」

ちき「偶然にしては出来すぎておるからのう……何故今頃ここに来たのかまではわらわにはわからぬが、その線が濃いと思うがのう」

男「もしそうだとすれば、やつはこちらには気づいていないという事にならないか?」

小巻「確かに、家族で暮らした場所でわざわざ目的もわからない追跡者を待ち構えようとは考えないはずだけど……」

男「とにかくここで話していてもしょうがないな。ここは↓2が様子を見に行くのがいいだろう」


1.俺
2.小巻ちゃん
3.松平


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