男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」
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478:名無しNIPPER[saga]
2015/07/20(月) 20:46:37.58 ID:SGnRjmp8o
男「ま、俺を怒らせるとこういう事になるという警告だな。今のは」
男「これに懲りたら二度と生意気な口は利くんじゃないぞ?」
キリカ「う、うん……」
織莉子「……??……???」
男「キリカちゃんのせいで話が逸れたが、今日あった事を報告させてもらうぞ」
織莉子「……」
織莉子「あ、そ、そうね。お願いするわ」
男(俺は今日あった出来事を事細かに織莉子ちゃんに話して聞かせた)
織莉子「そう……それなら明日は、千歳ゆまが映画を見に行っている間は佐倉杏子が一人になるのね」
男「だな。ぶっ殺すチャンスだ」
織莉子「……確かにチャンスではあると思うけど……」
織莉子「勝てるの? 佐倉杏子は強いわ。学校で戦った時、巴マミと二人でキリカと相対したようだけど、佐倉杏子が巴マミとの連携を拒んでいたあの戦いは実質キリカと彼女の一騎打ちだったわ」
織莉子「そしてキリカは魔法の性質もあって、魔法少女同士の一対一の戦いにおいては比類無く強い。キリカが攻めきれずにいた相手がそう簡単に倒せるかしら……」
男「そんな事言ってもやるしかないだろ?」
織莉子「そうね、やるしかないのはわかるわ」
織莉子「だけど、それは必ず貴方がやらなければいけないわけじゃない」
男「何……!?」
織莉子「貴方自身は理由をつけてその場から離れて、戦いは二人の魔法少女に任せてしまうわけにはいかないの?」
織莉子「まだ貴方自身が命をかけて戦わなければいけない状況じゃないと思うわ。言ったでしょう、貴方は貴方の立場を利用して出来る事は必ずやらないといけないと」
男「……」
男(よく考えて行動してね、と言う織莉子ちゃんと別れ、俺は二人の部屋から出た)
男(暁美さんの部屋に戻るとやはり腐臭がする。俺は足音を殺し窓から抜け出した)
男「……時間もないんだよ。確実に杏子ちゃんには明日死んでもらわないといけない」
男(織莉子ちゃんの指摘で再確認させられた、見知った相手を殺さないといけないという事実をかみ締めた俺は、寝る前に↓2をした)
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