男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」
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452:名無しNIPPER[saga]
2015/06/18(木) 14:32:07.55 ID:BIivLnlyo
男「愛に性別は関係ない。巴さんが鹿目さんの事をどう思ってるか、それだけが問題だ」

男「鹿目さんが巴さんの事を好きだっていうなら俺は潔く身を引くだけさ」

マミ「だ、だけど!」

男「俺は鹿目さんの枷にはなりたくない! 好きな子には幸せになってほしいから!」

マミ「……!」

男「彼女を幸せに出来るのが俺であればよかったが、そうでないなら他の誰かが幸せにしてくれる事を願うだけだ……」

男「それにどこの誰ともしれない奴についていくなら心配もするが、巴さんが相手なら安心して鹿目さんを諦められるってもんだ」

マミ「男君……」

男「鹿目さんの事……幸せにしてやってくれよ」

マミ「ええ……! 私のすべてをかけて、鹿目さんを幸せにしてみせるから!」

男「それじゃあ早速メールの返信をしよう。きっと今、鹿目さんは巴さんがどう出るか不安で胸がいっぱいなはずだ。余り待たせてしまっては可哀想だからな」

マミ「そ、そうね。でもどうやって返事しようかしら」

男「シンプルに告白を受け入れると書けばいいんじゃないか?」

マミ「それって答えが先回りしすぎていないかしら? まだちゃんと告白されたわけでもないのに……」

男「鹿目さんの事だ、きっと今回のメールを出すのにも勇気を振り絞ったんだろう……ここからは年上としてリードしてやるべきなんじゃないのか」

マミ「そういうこと……! もうお付き合いは始まっているってわけね!」

男「だな」

マミ「ありがとう男君! 私、がんばるわ!」

男「おう! 何かあったらサポートするからな!」

マミ「ええ、その時は是非またお願いね!」



男「ふう……」

ゆま「おにーちゃん!」

男「ん、なんだゆまちゃん」

ゆま「えへへ。ゆまね、あしたえいが見に行くんだよ」

男「ほう、なんの映画だ」

ゆま「プリキュアオールスターズ! ねー、おにーちゃんもいっしょにみよーよ」

男「杏子ちゃんと見ろよ」

ゆま「えー……」

杏子「馬鹿かよ。アタシがんなもん見るわけねーだろ。ついてってやれよ」

男「俺だって見ないに決まってるだろ」

杏子「だってさ。やっぱゆま一人で見に行けよ」


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