男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」
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42:名無しNIPPER[saga]
2015/03/19(木) 20:12:45.61 ID:4vMMmtpwo
男「そう、初めて会った時……」

男「あの時から俺は君の事がずっと好きだったんだ……」

杏子「言ってろ、馬鹿が」

男「だって杏子ちゃんは……クラスでも街でも爪弾き者の俺の話を唯一まともに聞いてくれた人だったから……」

男「街で誰かに声をかけてもみんな無視か、気持ち悪がって逃げるだけだ……」

男「誰からも必要とされない、相手にされない寂しさと無力感。あの時は家族も一人もいないと思ってたから、自分の境遇に悲観して、潰れそうな俺だったけど……」

男「ほんの少しでいい。誰かに俺の話を聞いてもらいたい。杏子ちゃんはそんな俺の望みを叶えてくれた……!」

杏子「……!」

男「俺は……あの時君に救われたんだ……!」

杏子「お前……」

男「だから杏子ちゃんが仲間とすれ違ってるのを見て、放ってはおけなかったんだよ」

男「俺の事は嫌ってくれてもいい。だけど今までみたいな他人寄せ付けずに一人で身も心も磨り減らすような生活は終わりにしないといけない……」

男「君さえ素直になれば友達になってくれる人や助けあってくれる人達はたくさんいるはずだ……一人ぼっちでいるのはもうやめにしよう……」

杏子「……そんなの……」

男(ふふ、堕ちたかな?w)

杏子「そんなの、今更言われたって遅いんだよ!!」

男「あれ?」

杏子「お前の言う友達になってくれる人ってのはマミやゆまの事なんだろ! お前は知らないだろうけどな……!」

杏子「アタシは昔、世話になったマミの事を一度裏切ってるんだよ! その時に怪我だってさせた!」

杏子「ゆまだってアタシが本当にあいつのためになることを考えて動いてやってたら、今頃あいつは魔法少女になんてならないで親戚なり施設なりに引き取られて人間として暮らしていけてたはずだ!」

男「自然に被害者の会設立されててワロスwwww」

杏子「ああ!?」

男「い、いや、なんでもない」

杏子「こんなんでどうしてあいつらと仲良くしてられるんだよ」

杏子「ゆまだってマミだって、内心もうアタシのことなんて邪魔だって、最初からかかわらなければ良かったって思ってるだろ」

杏子「普通の生活だなんて冗談じゃない。アタシがどんな生活してたか、どうやって食いつないできたか知ってるだろ。今までアタシに何かを奪われて来た奴はどうなるんだよ……」

男「↓2」


1.罪は償うしかないんだ、俺も協力する
2.そんなの気にすんなよ、奪われる奴が悪いんだよ
3.じゃあもうほっとくから勝手にしろよ


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