男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」
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316:名無しNIPPER[saga]
2015/06/02(火) 15:07:25.03 ID:GTbCouJ8o
男「今の俺は慈愛の塊だ。追加でもう一つ買ってきてやろう」

男「ちょっと行ってくる」

織莉子「待って。夜と言ってもこの時間ならまだ人通りも少しはあるはずよ。無用なリスクは避けて」

男「で、でもキリカちゃんにご飯をあげないといけないんじゃないのか?」

織莉子「……男はここを出た後でいくらでも食べられるでしょう? 今はその手に持っている分を譲ってあげて」

男「えっ? でも俺も腹減ってるし……」

織莉子「合理的な判断の出来ない男の人ってどうなのかしら。きっとずっと一緒に居ると苦労するわね」

男「ええーーーーーっ……?」

織莉子「はぁ……もういいわ。キリカ、ご飯よ。二人で一緒に一つを分け合って食べましょう」

キリカ「ご飯!? し、しかも織莉子と二人で!?」スクッ

男「お、俺も織莉子ちゃんと二人で食べる方がいい!」

男「キリカちゃんにはこっちの一人前ある方をあげるからそれは織莉子ちゃんと俺で食う!」

キリカ「はぁ? 織莉子は私と一緒に食べるって言ってるんだ。お前の出る幕はもうないよ」

男「なんだと!?」

織莉子「キリカの言う通りよ。それに男の子と二人で一つを分け合うのは恥ずかしい、貴方はそっちを食べて。ほら、大丈夫キリカ? 口を開けて」

キリカ「も、もしかして食べさせてくれるの!?」

織莉子「だって貴女、さっきまで床に倒れ伏していたじゃない」

キリカ「確かに体力的にも私はもう限界だよ! しょ、しょうがないから織莉子に食べさせてもらおうかな!?」

織莉子「ふふふ、いいわよ。ほら、口を開けて」

キリカ「あ、あーん……」

織莉子「あら、どうしたのそんなに顔を赤くして……もしかして恥ずかしいのかしら? だったらこんな事はやめたほうが……」

キリカ「ううん、全然恥ずかしくないよ! ちょっと息が上がっただけだよ!」

織莉子「無理はよくないわ。顔が赤い内はやめた方がいいんじゃないかしら。顔色が落ち着いたらまたしましょう」

キリカ「えええっ!? そ、それじゃあいつまで経っても食べられないよ!」

織莉子「どうして? 別に恥ずかしくないんでしょう」

キリカ「ううううっ……」

織莉子「ふふふ……」

男「……」


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