男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」
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312:名無しNIPPER[saga]
2015/06/01(月) 20:49:35.35 ID:SbQS36C7o
男「すまない、もっと早く気がついていれば……織莉子ちゃんにこんな恥ずかしい思いをさせてしまうなんて俺は最低のクズだ……」

織莉子「……いいえ、状況が状況だもの。しょうがないと思うわ」

織莉子「それに貴方は今ここに助けに来てくれているじゃない。よく無事で居てくれたわね。誰にも見つからなかった?」

男「ああ、ここに来るつもりだったらしい杏子ちゃんと会った。でも別れた後俺がここに来ている事には気づかれていないはずだ」

織莉子「そう……やっぱり彼女の行動が一番危険ね」

織莉子「いつここに踏み込んできてもおかしくないし、暁美ほむらの死と私達がここにいる事が彼女に知れたら間違いなく私達は殺されると思う」

男「そ、そうか。それなら奴を一番最初に……」

織莉子「待って。彼女が一番危険だけど、それだけで判断を下すのは危険よ」

織莉子「まず、小巻さんの協力は得られそうなの?」

男「それは上手くいった。粗暴で自分勝手な杏子ちゃんをその目で見た小巻ちゃんは快く奴らの一派の打倒に協力してくれる事になった」

織莉子「そう、よくやってくれたわね」

男「まあ、多少の些細な嘘はついたと言えるかもしれんが……」

織莉子「……それは、彼女の性格上、結果的に正しい事をしたのだとしても許しては貰えないかもしれない……」

男「別に構わない。小巻ちゃんに嫌われても俺には織莉子ちゃんがいるから平気だ。小巻ちゃんの事は駒として見ていないし、なんなら浅古駒と呼んでもいいくらいだ」

織莉子「……ふふふ」

男「おっ、俺のハイセンスなギャグがわかるか?」

織莉子「それはつまらないわ。だけど、貴方のその考え方は素敵よ。こんな場所に閉じ込められたままだけど、貴方が居れば私は安心していられる」

男「エヘヘヘw」

グゥ〜

織莉子「……」

織莉子「あの。男、そろそろ……」

男「ああ、すまん。ほら」ガサッ

男(俺は袋からベジ牛をひとつ取り出し、織莉子ちゃんに手渡した)

織莉子「ありがとう。お金、ここから出られたら返すわね……」パカッ

男「いいんだよ。おごりだ」パカッ

男「うわあ。美味そうだなあ。いただきまーす!」

織莉子「えっ? ちょ、ちょっと待って男」

男「ん?」

織莉子「それは貴方の分なの?」

男「えっ、織莉子ちゃん二つも食いたいのか? これライス大盛りだぞ?」

織莉子「そうじゃなくって、その……」

キリカ「……」グタッ

織莉子「キリカもお腹を空かせて早々にダウンしてしまってるのだけど……」

男「↓2」


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