男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」
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263:名無しNIPPER[saga]
2015/05/26(火) 07:47:55.37 ID:SMuetmcV0
男「そして織莉子ちゃんは……奴らがグリーフシードを得るため、使い魔の餌にされてしまったんだ……」
ガンッ!
男「うわっ、びっくりした! いきなりベンチを蹴るな!」
小巻「ふ……ふざけんなっ! 魔法少女が、一般人の命を食い物に……!? しかも集団で!!」
小巻「そんなの許されるワケないでしょ!!」
男「許されないのは当たり前だ! 俺だって織莉子ちゃんを失ったのは悲しい……! だけど俺一人ではどうする事も出来ないんだ!」
小巻「警察……は、信じてくれるわけないか……」
男「ああ。人食いの化け物を使って殺人を犯した人がいます、なんて訴えても頭のおかしい奴だと思われるだけだ」
男「だから俺は君に力になって欲しくてここに来た……死を覚悟した織莉子ちゃんが最後に残したわずかな情報をもとにな……」
男「さっきは少し功を急いでおかしな言動をしてしまったが、それだけ俺も必死だったって事だったんだ……」
小巻「目的と全く関係の無い事を口走っていた気がするけど……」
小巻「それよりそんな奴らが近くにいるなら、私にとっても他人事じゃないか……」
男「そうだ。次に鹿目まどかに狙われるのは小巻ちゃんの家族や友人ではないという保証はどこにもない」
小巻「……」
男(小巻ちゃんの拳が白くなるほどに強く握られる。今まで出合った事のない、明確な『悪』との遭遇に彼女なりに思う所があるのだろう)
男(多少嘘はついてしまったが、このままだと全人類が危ないし、その中には当然小巻ちゃんの家族も含まれているのでまるっきり騙しているわけでもないと言える。よって俺は悪くないんだな)
男「どうだろう、奴らを倒すのに協力してもらえないか?」
小巻「……敵は……」
男「?」
小巻「敵は何人いるの? いくら相手が許せなくても、多勢に無勢じゃ何の結果も残せない……」
男(……美樹さんのように許せない相手には何が何でも突っかかる猪タイプかと思ったが、そうでもないのか?)
男「戦力となる魔法少女の数という意味でなら……俺の知っている限りでは↓2」
1.巴マミ、佐倉杏子、千歳ゆまの三人だ。
2.暁美ほむら、巴マミ、佐倉杏子、千歳ゆまの四人だ。
3.暁美ほむら、巴マミ、佐倉杏子、千歳ゆまの四人だが暁美ほむらは俺が殺した。
4.鹿目まどか、巴マミ、佐倉杏子、千歳ゆまの四人だ。
5.鹿目まどか、暁美ほむら、巴マミ、佐倉杏子、千歳ゆまの五人だ。
6.鹿目まどか、暁美ほむら、巴マミ、佐倉杏子、千歳ゆまの五人だが暁美ほむらは俺が殺した。
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