186:名無しNIPPER[sage]
2015/11/12(木) 02:13:39.99 ID:9hadEr040
――劇場――
美奈子・美也・まつり「「「朋花ちゃんの誕生日プレゼント?」」」
P「そうだ。最近欲しがっているものとか、何かないか?」
美奈子「私も何かあげたいんですけど、朋花ちゃんの欲しいものはよくわからないんですよ〜……」
美也「むむむ……朋花ちゃんの欲しいものですか〜〜? 私もわかりませんね〜」
まつり「それに、それはプロデューサーさんが考えなきゃいけないことなのです、ね?」
P「いやまぁそれはその通りなんだが……参考にするぐらいなら……な?」
美奈子「でも、やっぱりお祝いといえばご馳走じゃないですか!? 腕によりをかけて作ったら喜んでくれますよ、きっと!!」
P「うん。それはお前が作りたいだけじゃないのか? それに、普段の振る舞いから見ても、朋花の家は料理が豪勢なんだと思うんだよ。料理の
うまくない俺じゃ、厳しいものがありそうだ」
美奈子「それもそうですね〜……」
P「やっぱり難しいよなぁ。去年は何とかうまくいったけど、今年も同じってわけにもいかないしなぁ……」
美也「『プレゼントというものは、内容も大事だけど、心がこもっているかどうかが、一番重要だ』って、いつも将棋をしてくれるおじいちゃん
が言ってましたよ〜?」
P「やっぱりそう言われるか〜。でもやっぱり、より喜んでくれるものをあげた方がこっちも嬉しいだろ? だから……」
まつり「……まつりは、妥協せずに一生懸命悩んで考えて、プロデューサーさん自身が、朋花ちゃんのためだけに、特別に用意したプレゼント。
それが、朋花ちゃんが一番喜ぶプレゼントだと思うのです。……ね?」
P「俺自身が、朋花のために選んだ……そうか。そうかもしれないな……。……ありがとな、まつり。」
まつり「ほ? まつりは当然のことを言ったまでなのですよ?」
P「それを当然のことだと思ってくれていること、それ自体がありがたいことだからな。お礼ぐらい言わせてくれよ」
まつり「……それなら! まつりのお誕生日には去年よりも、もーっとぶらぼー! でわんだほー! なパーティーを開いてほしいのです! ね
? ……ね?」
P「わ、わかったよ……約束しよう……」
美奈子「それじゃあ、その時の料理は私に任せてください! とびっきり盛大に作っちゃいますよ〜!!」
P「ほ、ほどほどにしてくれるなら……頼むぞ……」
美也「おーいいですね〜。私も協力しますよ〜」
美奈子「美也ちゃんも料理すっごく上手だもんね! 2人で最高のパーティーにしようね!」
美也「お〜! それじゃ早速作りましょうか〜」
美奈子「は、早いよ美也ちゃん!? まつりちゃんの誕生日はまだ先だよ!!」
美也「おや? そうでした〜。では、今から一緒にレシピを考えましょう〜♪」
美奈子「それもまだ早いんじゃないかなぁ……? えっホントに今から考えるの? ちょっと待ってよ美也ちゃ〜ん!!」
P「おいおい大丈夫か……? ……相変わらず、美也の行動は予測がつかないな。……まつり、まだ早いとは思うが、あの2人に任せて大丈夫なの
か?」
まつり「ほ? ……みんなとプロデューサーさんに祝ってもらえるのが、まつりにとっては一番のプレゼントなのです! だから、今年も……よ
ろしくね?」
P「……そうか。そうだな。本当にありがとな、まつり!」
417Res/229.87 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20