主任男「今月の目標は前線基地構築か、ツライな」
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78:1 ◆tsERP5rFx9iS[saga]
2015/01/29(木) 23:06:00.20 ID:gdL5rQIa0
まだ連絡網は復旧して無いか…。
橋の崩落による物理的孤立
連絡網停止による情報的孤立
加えてOA不作動ときたもんだ、流石にここまでの状況は初体験だな。
主査「まずは支店とコンタクトを…」
技術1係長「いま3係が向かってます」
主査「であれば、商店跡の技能班の移動…」
主任男「先方進捗により全員退職しました」
主査「橋の付近に定点観測員を…」
先輩男「ウチの班が待機し、現場維持と対岸の状況を確認させています」
ちゃんと課題の顕在化もできていて、標準手番通りに進めているみたいだ。
良くやってくれている。
主査「では、いまここの残存工数は?」
先輩男「技能2課 72名、技術課 58名、工機課 6名、合計136名。
内15名は進捗が難しい状態です」
主査「先方からの地点進捗は?」
先輩男「ここ12時間以上、中遠距離の間接折衝はありません」
ふーん…状況はボチボチ落ち着いている。
工数もそこそこ潤沢にある…、か。
対応課題を整理すると、
1.技能、技術課それぞれ現状把握 …これは良し
2.現在位置、給油施設跡での先方対応 …遂行中
3.出張所、商店跡方面でのシェア維持 …遂行中
4.支店の状況把握と連携復旧 …遂行中
5.本店との連携復旧 …これは無理そうかな
6.先方業務目標の予測 …これは次の段階
主査「よし、目の前の課題を片付けちゃおう。
この地域の来客数と分布の詳細出して」
主任男「はい。通信男ーちょっと来ーい」
端末『通信男:折衝中で手が離せないのですが』
主任男「良いから来い。状況説明しろ」
端末『通信男:はぁ、分かりました。キリの良い所で戻ります』
わざわざ班員を呼ばなくても良さそうなもんだが…。
まぁ何か考えがあってのことだろう、黙っておくか。
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