主任男「今月の目標は前線基地構築か、ツライな」
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65:1 ◆tsERP5rFx9iS[saga]
2015/01/25(日) 00:16:31.69 ID:vWYbgb5WO
主査「私は営業部技術課長 主査だ。ただちに全員降車せよ、業務命令だ」
フザケンナー、ミゴロシカヨ
カチョウヲオイテケネーヨ
主査「うるさい!私が対処する、黙って降りろ!」
ホントカー、シンジランネーヨ
ザワザワ
渋々降りていく技能課員達。中には俺を睨んでいく奴もいる。
最後の一人と入れ替わりで車内に入る。
主査「大丈夫ですか?」
爆発時に後ろから突っ込まれたせいか車輌後部が圧壊し車体や座席がグチャグチャだ。
その一部が技能2課長の膝から下を押し潰している。
技術の装甲連絡車と違い大人数用の一般連絡車故の悲劇だ。
技能2課長「あぁ…主査さんか。すまない」
主査「いえ、すぐに取っ払いますね」スラン、ヒーン
スパッ、スパン
最近支給されたヒートナイフを取り出しシートを切り取っていく。
カィンッ、カィンッ
クソッ、片足は出せたがこれ以上は無理か…。
主査「技能2課長さん…」チラッ
技能2課長「構わんよ、やってくれ」コクッ
主査「では…これ咥えてて下さい」スッ
胸ポケットからペンを取り出す。
技能2課長さんがそれを咥え目を瞑る。
ヒュパン
技能2課長「…グッ…」
主査「さ、行きましょう。肩をお貸しします」
技能2課長「すまない…。お願いする」
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