主任男「今月の目標は前線基地構築か、ツライな」
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46:1 ◆tsERP5rFx9iS[saga]
2015/01/19(月) 23:25:18.48 ID:bGLO/CG10
端末『主査:そのまま進行方向へ身体を預けろ』
端末『IT女:地点進捗準備完了。目標設定完了』
しゅさ?あいてぃーおんなさん?
なにがどーなってんだ?
端末『IT女:地点進捗影響範囲内社員反応』
端末『主査:構わん、やっちゃえ。主任男、避けろよー』
キラッ☆キラッ☆
端末『飛翔物検知、弾着予測位置を表示します』
主任男「………ハッ!」
加速Gに血液を持って行かれていた脳みそが俄かに動きだす。
弾着予測アプリを確認。うん、ここど真ん中。知ってた。
崩れた体勢を立て直し下半身を安定させる。
主任男「ぬおー!!」ドンッ
地面を踏み付け更に力を加える。
ブーツの脇からカートリッジが排莢されコンクリートが弾け飛ぶ。
俺の無音機動が " 改 " たる所以、カートリッジ式射出機動を発動させる。
主任男「ぐぅっ」ギシギシ
加速の上に更に加速を乗っけたGに身体が悲鳴をあげる。
ズン、ズン、スズーン
駆け抜けた後方で爆煙が上がる。
端末『無音機動改、自動制御OFF』
主任男「えっ?… ぐべぁ、ごばぁ」ゴロンゴロンズザー
最高速状態で制御権を戻されても無理ってもんです、IT女さん…。
土煙を上げ畑の中を転がる俺を余所に主査のAFVが走り抜けていく。
端末『主査:ちょっとそこにいろ』
主任男「ばい、ぞうざぜで頂ぎまず…」ガクックテ
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