主任男「今月の目標は前線基地構築か、ツライな」
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41:1 ◆tsERP5rFx9iS[saga]
2015/01/19(月) 01:01:38.72 ID:bGLO/CG10
ーー 住宅街移動中 後輩女 ーー
商店跡から500mほどの現在地、到着には少し時間が掛かる。
焦って警戒を落として私達が退職なんて事態もあり得る。
焦らず、でも最速で合流しないと…。
後輩女「出張所跡からって言ってましたよね?
でも反応一切無かった気が」ダッダッ
先輩男「うん、俺の端末にも反応無かった…」ダッダッ
出張所跡の観測機が稼動できていたのも確認している。
特技男「あれ?いま現在だと反応取れてますね」ダッダッ
つまり観測機は正常稼動中。ってことは…
後輩女「観測機のレンジ外からの急速接近?」ダッダッ
先輩男「主任男!接近中止!戻れ!!!」
先輩男さんが立ち止まり叫ぶ。
私達の予想が正しければ…
端末『主任男:クッ!高機動連絡車を複数確認、やべ…捕捉されたっぽい』
やはり高機動連絡車での突発折衝か、ということは進捗能力の桁が違いすぎる。
先輩男「モブA、報連相甘いよ。高機動連絡車の台数と位置は?」
端末『モブA:すみません!何せ急に折衝が始まったので…』
先輩男「言い訳は良い。台数と位置は?」
端末『モブA:重ねてすみません。進捗が厚くて頭上げられない状況です』
端末『主任男:うお!うわ!だ、い数は4台!位置は道のど真ん中!』
主任男さんの焦った声が響き渡る、重火器の発砲音がこちらにも聞こえてくる。
だけどおかしい…熱源反応も取れて無い…。
そこまでの隠蔽能力があちらに?
先輩男「主任男無理するな、急ぎ離脱しろ」
端末『主任男:りょう…かい!っと!』
迂闊に近づけない状況に私達も進行を止める。
商店跡は中に籠もれば耐え切れるだろう。
主任男さんの戻りを待ちながら端末の表示を見つめる。
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