主任男「今月の目標は前線基地構築か、ツライな」
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404:1 ◆tsERP5rFx9iS[saga]
2016/08/24(水) 23:26:41.68 ID:6P6UXldp0
ーー 支店二号館2F 後輩女 ーー

後輩女「母さん、なんでこんなことを…」


主任男「……」スッ


主任男さんに手で制される。感情的にはなってないつもりだけど…ここはお任せしよう。


教官「……」クルッ


主任男「どちらですか?」


曖昧な問い。でも結論だけを聞くには十分な問い。

向き合い無言のまま時間が流れる。



教官「……私は死ぬまでTEAの社員よ。それ以上でもそれ以下でも無い」


自嘲気味に放つ母さんの言葉は少し憂いを含んでいるように感じた。



主任男「俺もです。だからこそ…この施設とこの状況は看過できない。したくないです」


主任男さんは今までの状況とさっきの特命項目で事の全容を把握したようだ。



教官「その業務意識、眩しいくらいね」フフッ


主任男「茶化さないで下さい。上はこれをどこまで認知、承認してるのですか?」


教官「分かってるんでしょ?全部よ。計画外だったのは一部の能無しが背任、機密漏洩、個人利益に走ったことくらいかしら?」


主任「………」


重苦しい空気が場を支配する。どう対処すれば良いのか、私には判断できない。



端末『主査:主任男取れるか!たった今、二号館北に到着した。これからそこに向かう。
教官との口頭折衝を頼む、俺が行くまで場をつないでおけ!』


主任男「了解。ですが余り自信はありませんよ」


端末『主査:とにかく真意を聞き出すんだ、相手の考えを読め。何が肝かを見極めて折衝しろ』


主任男「最善は尽くします」



教官「主査くん?早い到着ね。さて、これ以上拗れないウチにさっさと処置しちゃおうかしら」クルッ


主任男「動かないで下さい」スチャ

後輩女「……」スチャ、カシン


教官「あらあら、困ったわね。……モブX,Zお相手してあげて。退職させちゃダメよ」


モブX/Z「了解」コキコキ




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