主任男「今月の目標は前線基地構築か、ツライな」
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383:1 ◆tsERP5rFx9iS[saga]
2016/08/03(水) 16:03:53.68 ID:MIa2qf6AO
ーー 二号館2F 主任男 ーー
後輩女「こちらの方も3係の人員ですね……」
廊下に点々と転がる道標
変わり果てた技術2課の同僚たちの姿を確認しながら先へと進む。
主任「ここにもか…。ん?」
あのベストのマークはウチの係…通信男か?
後輩女「係員確認、新人男バイタルチェック」
新人男「通信男さん発見。バイタル……微弱ですが維持できてます」
足を撃たれてる。意識が無い?薬剤か?
主任男「新人男、覚醒させてやってくれ。心音見ながら薬剤量気を付けて」
新人男「了解です」スッ…プスッ
通信男「っ痛……。ここは?主任男さん?」
後輩女「大丈夫、無理に起きないで。楽にしてて」
主任男「辛いところスマンが何があった?ゆっくりでいいから教えてくれ」
通信男「あ、はい…」
……………
………
主任男「そうか…教官が…」
後輩女「母さんが?一体、なんで…」
主任男「行動からすると元々ここに何かの目的があったと予想すんのが自然だろ。特技男取れるか?」
端末『特技男:はい、管制sys掌握はまだですが」
主任男「いやそれはいい。済まないがここのフロアの電源管理系統確認できるか?」
端末『特技男:ええっと…出ました。転送します』
後輩女「やけに配電されてますね…やっぱり何かの設備がここに」
主任男「うん、さっきからやけに端末に入る電磁ノイズが大きいから気になってな。
この先にやけに電源が集中してる居室がある。備品保管庫?そんなワケねぇな」
新人男「何かの秘匿施設が何かだと?」
主任男「分からん。分からんモノをいくら考えても意味無いからな。まずは現状確認だ、行くぞ」
後輩女/新人男「了解」
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