主任男「今月の目標は前線基地構築か、ツライな」
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320:1 ◆tsERP5rFx9iS[saga]
2015/12/23(水) 02:37:14.22 ID:1iqCARK40
ーー AFV屋根の上 営技女 ーー


端末『IT女:先方機動車 8輌 速度低下,接触予測…2分20秒後』


北拠点からの支援範囲にギリギリ飛び込めるかどうか…際どい距離。


技術4係長さんの稼いでくれた時間のお陰で光明が見えてきた。


エリ男「マズいな」ボソ


進行方向に複数の障害物、先方車両への足止めが裏目に出た…


端末『IT女:旋回走行開始.各員体勢拘束.耐衝撃準備』


車体も大きく旋回性能の低いAFVは先方の機動車に対して速度減少が大きい。



技術4A「後方、機動車を視認、進捗準備!
お前ら、係長の仕事を無駄にするなよ!」ジャキッ


技術4係「「「おう!!」」」


SE男「フゴ、ウップ。ゆ、揺れが…グプゥ」


ゴンッ、グラッ


安定しないこの足場だと正直成果は望めない…


営技女「どうすれば…」


SE男「こ、こ、ここは拙者に任せるでござ…ウップ
エリ男氏、拙者の エクスカリバー を寄越すので…グェ」


エリ男「あ?これのことか?」


エリ男がバックからラップトップを出す。
SE男がどうしてもと言って持ってきた物だ。


営技女「何する気?アンタのことなんか信用できる訳…」

SE男「ぼ、ぼ、ボクがIT女タンのピンチを救う勇者ナリよ!早くそれを渡すナリ!」


エリ男「わ、分かった。但しおかしな行動をしたら…」






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