主任男「今月の目標は前線基地構築か、ツライな」
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263:1 ◆tsERP5rFx9iS[saga]
2015/08/02(日) 22:09:58.52 ID:evQczw/f0
特技男「進捗済みの先方社員の確認が完了しました。42名全員の名刺も収集完了です」
主任男「うん、ご苦労様。じゃあ戻って処理に…
いや、特技男もこっちに参加してもらうか」
特技男「え?あ、はい。」
机の向かい側に座った女性に目配せで許可を求めているのが分かる。
それにしてもこちらの方は一体?
主任男「モブA取れる?特技男はこっちでミーティング出てもらうから。
あ、うん、うん、そう。先方さんの廃棄処理しといてくれる。悪いね、じゃ」
顎先で着席を促され後輩女さんの隣に座る。
うん?心なしか後輩女さんの表情が固いような…
??「あらー。さっきのせっかち君じゃないの、あの後大丈夫だった?」
椅子に座るなり向かいの女性がきゃらきゃら笑いながら話し掛けてきた。
特技男「お陰様で私は…Gr員の労災も最小で抑えられました。
支援頂いたのって、そちらの方々ですよね?」
女性の後ろに無言で立つ如何にも屈強そうな二人。佇まいからも実務能力が滲み出ている。
??「そーよ。モブXとモブZ、ウチの班長達よ。それにしてもあの場面はねー。もう少し様子を…」
堰を切ったように業務指導が始まった。…って言うかこの方々は誰なんだ一体?
主任男「まぁまぁ教官、そこら辺で許してあげて下さいよ」
更に続きそうなお説教を主任男さんが遮ってくれ、教官と呼ばれた女性が話を止めてくれた。
主任男「紹介が遅れましたね、こっちはウチの班でGrリーダーを任せている後輩女と特技男」
あとこちらはWGとして参加頂いている技能2課長さんです」
各人「お世話になります」ペコ
主任男「で、こちらは営業技術2課長の教官だ。
ま、俺や主査にとっては営技2課長というより、技術研修教官の方が馴染み深いけどな」
特技男「技術研修教官?」
教官「ええ、この子達がまだ若手の頃に営業爺さんと一緒に色々教えてたのよ。
主査、主任男、IT女、先輩男あたりは貴方も知ってるかな?みんな元気?」
主任男「え、えぇ。まぁボチボチです…」
教官「…そう、良かった。あと、後輩女ちゃん、久しぶりね。元気?ちゃんとご飯食べてる?」
後輩女「ええ、元気よ。相変わらず元気そうね、母さん」
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