主任男「今月の目標は前線基地構築か、ツライな」
↓ 1- 覧 板 20
224:1 ◆tsERP5rFx9iS[saga]
2015/07/08(水) 00:14:42.38 ID:lE5IeXx2O
ーー 雑木林の中 主任男 ーー
カシュ、カシュ、ビシッ、ビシッ
弾着近いな…完全に光学認識されてるな。
主任男「解析アプリ起動、メイン画面に予測情報を表示、タスクに設定。後輩女と同期」
端末『解析精度 75%.表示速度、位置に誤差が発生します』
表示が飛び飛びだけどないより全然マシか。
カシュン、カシュン
端末『後輩女:移動速度早いですね、何か手を打たないと進捗し難くて仕方ないです』
確かに移動速度を制限するか、光学、OAで顕在化するかしないとジリ貧だよな。
カシュ、ビシッ
あ゛ーーーーイラつく!!
端末『後輩女:……無視しましょう』
主任男「え?」
端末『後輩女:無視して進んじゃえば良いんですよ』
何言ってんのこの娘?
端末『後輩女:現在、状況は拮抗してて、他の人員は手が空いている状態です。
私たちで引き付けている間にこの林を迂回して先に行っちゃいましょう』
主任男「追い掛けて来た場合は?」カシュン
ビシッ、ビシッ
端末『後輩女:朝に見た映像でも先方は複数の足場を活用した業務形態のようです。
平地での業務能力は低いと予想されます』
確かにそうだな…。
じゃあ…わざわざこの林の中で進捗してる俺って…
主任男「採用。2課長さん、民家側の人員を取りまとめて迂回の先導をお願いします」
端末『2課長:了解した』
主任男「特技男、号令あるまで現業務継続。工数減るけど集中切らすなよ」
端末『特技男:了解しました』
さてと、もう一踏ん張りしますか。
475Res/394.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20