主任男「今月の目標は前線基地構築か、ツライな」
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20:1 ◆tsERP5rFx9iS[saga]
2014/12/29(月) 01:13:05.26 ID:c/sTA4Tr0
ーー コンビニ内 主任男 ーー
その後も矢継早に通信男に観測弾を変換させ、後輩女がそれを打ち込むを繰り返す。
横に20mズラした位置、…反応無し
中層住宅の最上階にズラした位置、…反応無し
普通の観測弾を中層住宅の1階に…
思わぬ結果が出たのは最後の観測弾で先方を認識したことだ。
タタタタ、タタタタ、タタタタ
位置が露呈した事をきっかけに先方が商店跡への進捗を開始した。
端末『技能1係長:ちょ、技術お前、バカ、何してくれてんだ』
カカカ、カカカ
先輩男「すみません、脱出のためにもどーしても必要な確認で。すぐそちらに向かいます」
先輩男「後輩女、等間隔に観測弾水平発射。他全員行くぞ」ダダッ
一同「はいっ!」ダダッ
分かったことは先方のステルスは範囲作用。
観測出力が高ければ探査が可能ってことだ。
パシューウ
つまり、
主任男「全員、先輩男さんと直接データリンク!観測弾着弾位置のケア、左1班、右2班!」ダダッ
パシューウ
先輩男さんの営業用端末の出力なら接近すれば
端末『新規タスク複数発生、近接位置から目標設定します』
こうなるってな!
先輩男「お前、俺のセリフ取るなよー」カカカ
主任男「へへ、すみませーん」カカカ
端末『タスククリア、次の目標を設定します』
タタタタ、タタタタ、ビシッビシッ
とはいえ位置が判明したところでいつもの状況に戻ったに過ぎない。
進捗しながらも最速最短で商店跡へと進んでいく
新人女「オラー!オラオラー!」カカカ、カカカ
……。どう接すれば良いんだろうこの娘…。
進捗、牽制はそこそこ正確だし、動線も悪く無い
しかしなぁ…
後輩女「コラ!無駄に怒鳴り散らさない!
端末情報とか指示とか聞き漏らすよ、あと冷静さも低下させるのよ!」めっ!
新人女「ォ…。はい」シュン
後ろから追い付いた後輩女が諭す。
なるほどーそう言えば良いんだー。ナットク
感心しながも進捗を続ける。
位置が明らかになった先方の脅威は低く、特に苦労もなく進捗し終え商店跡へと辿り着いた。
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