主任男「今月の目標は前線基地構築か、ツライな」
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189:1 ◆tsERP5rFx9iS[saga]
2015/06/28(日) 23:25:59.22 ID:/bWGGSUGO
ーー 本店第三会議室 ーー
営業部長「ウチの主査達がそんなことする訳なかろう!何回言ったら分かるんだ!」
管理課長「そうは言っても一方的な報告の途絶、出張所でおきた惨状、何よりも証人がねぇ…」
技能1課長「あのタイミングでのOA補助の停止、先方からの遠隔進捗、
その後の技能1課の総退職。偶然では説明できません」
人事参与「……」
管理課長「現状、T橋も遮断されてて召還できませんが、それに関わっている可能性すら…
解雇を視野に入れた懲戒が妥当と判断し…」
営業部長「貴様、その良く回る口を一回閉じろ。懲戒の判断、内容はお前ごときが発令して良いことでは無い」
人事参与「…まぁ、落ち着いて下さい営業部長。
本部長とも相談はしますが、当面の措置としては主査の管理権限剥奪及び先輩男、主任男、後輩女の出勤停止を命じます」
営業部長「くっ」ギリギリ
管理課長「妥当かと」フッ
人事参与「但し、先日の発令は撤回。
正規実施は本社帰席後の査問結果によるとし、現時点では事実未確定とします」
管理課長「なっ!それでは何も変わらんじゃないか」
人事参与「いや、事実確認しなきゃ正式決定無理でしょ?状況証拠と証言だけじゃねぇ」
技能1課長「私が虚偽報告しているとでも…」
人事参与「私は現場の実務には精通してないが、現在の対FHW社案件が抜き差しならない状況なくらい分かってる」
人事参与「不確定な判断で、いま技術課を業務停止したら利益が出るのは先方なのでは?」
営業部長「その通りだ。主査が潔白ならG県営業状況は維持若しくは好転する。
もしも、もしも背任が事実ならどっちにしてもFHW社にシェアを奪われる、それだけだ」
管理課長「とはいえっ!ちっ…いや…分かりました。失礼する」
ズダッ、カツカツカツ、バタン
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