主任男「今月の目標は前線基地構築か、ツライな」
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148:1 ◆tsERP5rFx9iS[saga]
2015/06/17(水) 23:19:46.61 ID:Vtf481YPO
ーー 住宅街進行中 通信男 ーー
ここら辺の住宅は境界が高めの生垣だから視界が遮られ易い…。
道も細いし、いま置かれている状況に対しては最悪の業務環境ですね。
端末『先輩男:会話及び内線の使用封鎖。音出さないようにね』
先輩男さんからのメールで緊張が更に助長される
無音状態のまま、ナメクジが這うような速度で住宅街を進んでいく。
ピチャン、ピチャン
ん?雨?
ピチャン、ピチャン
首筋に垂れた水滴を手で拭い何気無くそれを見る
通信男「!!!」んグッ
水滴の元を見上げ、思わず自分の口を手で塞いだ
通信男「ウグップ」ピシャピシャ
口を塞いだ指の隙間から吐瀉物が溢れる。
先輩男「どうしたの、通信男くん?」ボソ
通信男「ウプ」クイックイッ
頭上を指差し見ることを促す。
全員が異常に気付き上を向き立ち尽くす。
モブD「な、なんだよ…なんなんだよこれ…」
道の上を覆った太い木の枝に3係員だった"モノ"がまるで実のようにぶら下がっている。
その数は一人や二人じゃない…。
モブC「クソッ!いま降ろしてやるからな!ちくしょう!ちくしょう…」
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