主任男「今月の目標は前線基地構築か、ツライな」
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145:1 ◆tsERP5rFx9iS[saga]
2015/06/16(火) 23:35:55.07 ID:sVj1HyEY0
ーー T川支流土手沿い 通信男 ーー


モブC「ここにも…」


保管バッグが3つ、道の脇に置かれている。

所属、指名欄には3係の記載が見える。



通信男「これで18人目ですね…」


3係の班長さんの名前も2名ほど確認した。

ここまでで3班は半分以上の工数を損失していることになる。



人の心配ができる立場では無いが只々残りの課員の無事を祈りたい。



先輩男「ここからまた視界悪くなるからね、課題検出に注力。異常、即横展開を心掛けて」スタスタ



モブD「すみません、一回休憩とツール確認をさせて頂きたいです」ゲソー


一同「」ウンウン


先輩男「…んじゃ15分休憩ー」ヨッコイショ



その後営技さんと思われる相手からはコンタクトが無いが、その沈黙が逆に怖い。

気を張ったままの進行は精神だけじゃなく体力も削り取っていく。



通信男「それにしても何でこの一帯って観測機が一切設置されてないんでしょうか?」



先輩男「確かに変だよね。先方さんに潰されたってのも考えにくいし」ゴクゴク、プハー



まぁステルス光学迷彩相手に観測機もクソも無いんだけど一般進捗考えると不自然ですね。


この先の地域も観測機があれば少しは負担軽減できて効率化と工数ロス防止が見込めるのに…。



先輩男「よしっ、行こっか。みんな、何か起こるのを前提に思考、行動しよう。
色々な状況を想定しよう、そうすれば少しは落ち着けるからね」



何か起きる事が前提……。

残り三分の一、気持ちも足取りも重いけど僕たちがやらなきゃ、進まなきゃ。




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