主任男「今月の目標は前線基地構築か、ツライな」
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130:1 ◆tsERP5rFx9iS[saga]
2015/06/12(金) 22:52:17.05 ID:5zlyIYFx0
ーー 給油施設跡 主査 ーー
カクカクシカジカ
IT女「AFV遠隔管理システム確認中。2分中断希望」
主査「内容は把握した。あとはどうやって橋向こうの本店にこの事を伝えるかだなー」
IT女にも来てもらって対応検討してるけど中々良い案が出ない…。
東側の警戒も鑑みると余り長い時間引き止めておきたくないし、
引き止めた分だけIT女の業務負荷が上がるしで困ったもんだ。
通信男「あの、考えたことがあるのですが…」
主査「ん、思い付くことがあったら何でも言え
間違えても何でもまずは案を出すのが肝要だよ」
先輩男「そうだよ、別に議論するのに職位も立場も関係無いから。
現状を打開できるアイデアなら全力で実行する。理念その四だね」
議論に権力を持ち込むな。
広く意見を求めろ、視野の狭さは行く道を狭める。
…か。管理課長にもう一回教え込みたい理念だな
通信男「では…。支店が無事ならの前提になりすが…」クイッ
通信男「まず通信自体は各支店レベルなら必ず設置されている指向性アンテナを使用します。
あれなら各周波数に応じた授受ができるはずです」
主査「うん、確かに。で、チャンネルの確保と先方に対する隠蔽はどうする?」
通信男「はい、危機管理マニュアルを見て初め知ったのですが、非常時通信要領というのがありまして…」
主査「あーそんな項目あった気がする」
通信男「都市伝説に近いですが各支店には生体通信機が設置されてるとのことです。
率直に言うと伝書鳩ですね。そんな冗談みたいな手段に頼らざるを得ないです」
先輩男「いるいる。屋上で休んでる時に良く餌あげてたよ」
IT女「ローカルサーバー接続、支店情報確認…。生体通信機設置確認」
ホントにいるんだ…知らんかった。
通信男「次に情報隠蔽ですが、先輩男さんとIT女さんのお力を借りたです」
先輩男「俺?」 IT女「…」
通信男「はい、主査に支店へ行ってもらうのが一番早いのですが、この状況だと無理かと」
通信男「ですので先輩男さんに支店へ行って頂き、営業用端末で暗号化中継、IT女さんが受信
支店との距離は営業用端末同士ならギリギリレンジ内だと思いますので」
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