主任男「今月の目標は前線基地構築か、ツライな」
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100:1 ◆tsERP5rFx9iS[saga]
2015/03/12(木) 23:33:00.69 ID:Vq14TXFd0
ーー 給油施設跡 主査 ーー
北側からの進捗はもう下火になってきたな。
あとは2係で後方から詰めれば課題完結だろう。
進行を見守る中、端末が緊急受信を報せる。
端末『IT女:高速接近物確認。迎撃準備』
主査「?」
俺の端末には特に感知がないが何だ?
主査「IT女どういうことだ?詳細報告してくれ」
端末『IT女:VSL全門開扉。連続射出開始』
端末『IT女:機動車6台確認。3台進捗完了。射程外離脱3台。給油施設跡方向進行確認』
ちっ、高速機動車を出して来やがった。
孤立化しているここのエリアへのテコ入れか…
既に何台も機動車潰してるのにまだ追加だと…
…リスクを犯してまでなぜここに固執する?
主査「技術1係ぃ!東側へ備えろ!高速機動車来るぞ!」
端末『技術1係長:いや、備えろと言われましても…』
主査「RPGでも防御ネットでも何でもいーから手を打ってくれ!」
端末『技術1係長:無理です、ほんと無理ですって。
あーもぅ文句言ってても仕方無い!行くぞみんな!』
端末『一同:はい!』
ウハーマジスカー。キッツイスネー
弱音とヤケクソと共に給油施設跡を出て行く技術1係長達の背中を見送る。
対処しろ言ったものの無理がある…すまない…
『…キタゾー…カカカ…バシュ…グアー…』
機動車が1台スタッフしているのが見える。
有刺ネットの敷設が間に合ったようだ、良くやってくれた。
端末『技術1係長:ネット敷設完了、2台目沈黙!』
端末『技術1係長:踏ん張れお前ら!クソッ!1台そちらに抜けました、すみません!』
白煙を上げる2台の脇をすり抜け車両がこちらに突っ込んでくる。
主査「ちょっと席を外す!技術4係長、ここを頼む!」ダダダッ
部下だけ苦労させて突っ立っていられるか!
主査「そこの技能さん!一緒に来てくれ!」
ウェーイ、オレラモイクゾー、ハシレー
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