男「……いよいよメラが使える様になるとか末期だな俺は」
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93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/06(月) 16:04:14.70 ID:cndlDU9qO




────────── ポワァ・・・ン……ッ





< ガキィンッ!! カラカランッ……!

男「はぁ……ッ、っぜぇ、はぁ……ッ…はぁぁ…っ」ドサッ


どれだけの時間が経ったのだろう。

僅かにさまようよろいが動けば、それよりも速く叩きつけて砕き。

僅かにさまようよろいが揺れればそれよりも速く強く叩きつけて粉砕した。

それこそ、右手に握っていた大木槌がボロボロになるまで金属の残骸を叩き続けたのだ。


暫くして、遂にさまようよろいが黒い煙と僅かな光の残滓に包まれて消えるまで。


俺は一切の身動きも出来ず、さまようよろいの残滓から落ちてきた腕輪と鋼の剣をただ見ていた。


男(……あの、赤い腕輪……………)

男(なんだ……? 見たことがある、確か……あれは……)フラッ…

< ドサッ


男「ぅ……う………」ズル…ズル…

男(そうだ、思い出した……)

男(……これは…『豪傑の腕輪』………)カチャ…パチンッ…





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