男「……いよいよメラが使える様になるとか末期だな俺は」
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683:名無しNIPPER[saga]
2015/12/28(月) 06:00:56.63 ID:4r9a9F6no




       【『マヒャド』】





────────── ドォウッッ!!!
       ギィィンッ…!! バキバキバキパキキキィィインッッ!!! ───────





三佐「…………な……」

< ガガッ『ぅ、うわぁああああっ!!?』

< ガガッ『助けて隊長!! 隊長ぉお!!』

< ガガッ『ひぎぃぃいいいっ!!』

< ガガッ『こ、氷が……ッ! 氷が体を…………』


三佐(爆薬が起爆したのと同時に……何が起きた……)

三佐(爆発を覆うように巨大な氷山がまるごと落ちてきた……そんな風に見えた……)ガクッ

三佐「……全員、動けるか…?」ガガッ

< ガガッ『こちらA班! 三佐殿、こちらへ来てください! 貴方の居る位置は敵の出現域に近すぎる!』パララッ!! パララララッッ

< ガガッ『こちらB班……仲間が三名やられました』

< ガガッ『こちらC班、一名負傷! 後退しながら狙撃班と協力して敵を撃退しています……!』タッタッタッ…


三佐「全員、この地区から撤退……爆薬は不発、幾つかの班は恐らくあの氷山に潰されている」

三佐「周囲のモンスターも多少は巻き込まれている、逃げるならば今だ……」

< ガガッ『隊長…?』

三佐「無意味に死ぬ必要はない……撤退だ」



三佐(……クソッ!!)





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