男「……いよいよメラが使える様になるとか末期だな俺は」
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56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/28(月) 11:03:19.57 ID:rKxepJJLO

踏み締めるアスファルトが、金属を擦る音を奏でた瞬間に撃ち出される砲弾。

違う。

俺の目の前に飛び出してきたのは砲弾なんかよりも凶悪で、もっと恐ろしい物だ。


男「なッ……!?」

ホイミスライム【ホヨヨ…ッ】ビュルルンッ!


スライム系モンスターで最もポピュラーであり、スライム同様に愛らしい青の体と愛らしい触手。

ホイミスライム、奴が先陣を切って突撃してきたのだ。


男(ホイミスライムが先手……くっ…ッ)

腕をクロスして触手の一撃を凌ごうとする。


だが、余りにも俺の考えは軽率だった。



──────── ズッ・・・パァンッッ!!!



男「……ッッ!!!??」ドシャァッ!!


風を貫き、音が聴こえるより先に、俺の体が後ろへ弾き飛ばされる感触。

そして壮絶な痛みが攻撃をまともに受けた左腕から伝わってきたのと同時に、夜闇に包まれた路上を炸裂音が響き渡った。





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