男「……いよいよメラが使える様になるとか末期だな俺は」
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269:名無しNIPPER[saga]
2015/06/24(水) 10:55:05.02 ID:26y/yp1WO

女児「お兄ちゃん、触っていーい?」

「……」

「ああ、構わないよ」

女児「パパー! ほら、手!」ぐいっ

父親「Oh……」

< さわっ……

父親「なっ!?」ビクッ


「なるほど、子供らしい発想とはいえ説得力がある」

「これで僕の存在がやっとこの世界の人間に知られた訳だ」

「『こちらに来て四ヶ月経った』が、仲間と連絡を取れる日も近いな」


女児「?」


「ありがとうお嬢さん」

「実は私はお嬢さん達には見えない、特別な人なんだ」

女児「妖精さんみたいに?」

「そうだね、彼等と違うのは子供のように澄んだ心の持ち主でも私達を見ることが出来ず声が聞こえない」

「今はね」

女児「そうなんだぁ」


父親「女児、いったい誰と話をしてるんだ…?」

女児「妖精のお兄ちゃん!」

父親「!?」




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