男「……いよいよメラが使える様になるとか末期だな俺は」
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151:名無しNIPPER[saga]
2015/01/31(土) 11:55:28.18 ID:fUluSgMLO


< 【 アァハハァハハハハあハハハハッッ!! 】



男「っ!?」ビクゥッ


真夜中のマンション、いや、近辺全体にすら響き渡る様な甲高くもどこか低い笑い声が鳴った。

それは戦いに集中していた俺でさえ、足が竦む程の異質な警告音に聴こえたのだ。

現に目の前のアルミラージも動きを止めて……



────────── ヒュルンッ……



アルミラージ【キッ……ギュア 】



……動きを止めた瞬間、アルミラージの横にある『住人の部屋から』扉ごと一閃が薙いだ。

そして俺がその一瞬の光景に凍りついていると、予感していた結末が訪れた。


< ズルッ……ビシャッ…ポワァン


男(ッッ……ッ!!)


アルミラージの体が遅れて分断され、氷の張った通路床に崩れ落ちる。

消えていくモンスターの残滓を見た俺の体が即座にマンションの外へ飛び出そうとした。

何も考えていない、反射的な逃走。

しかし。

手摺に足をかけた瞬間にその行動は遅かった事を俺は思い知らされた。


堕ちる様にマンションから落下する俺を追いかけてきた、1体の死神によって。





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