ほむら「伝説の魔法……騎士?」
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481:名無しNIPPER[saga sage]
2016/07/24(日) 23:56:58.15 ID:UHerzCbZo

ほむら(――――水が……水中の上、外から見て想像していた以上に中は広いみたいね)

マミ《暁美さん、聞こえる?》

ほむら《巴マミ?リボン越しならテレパシーが通じるみたいね》



マミ「うん、リボンがあればテレパシーで連絡が取れるわね」

さやか「それじゃあ、転校生が中継すれば中がどうなってるのか私達にもわかるんですね」

まどか「ほむらちゃんは無事……危険じゃないんですか?」

マミ「待って、今中の様子を……」

マミ《暁美さん、どう?泉の中は?》

ほむら《水中ね。普通に水があるわ……思った以上に中は広いわね、近くにあの子たちの姿はないわ》

マミ「中は水中で広いらしいわ。三人は近くにいないみたいね……」

さやか「水の中か……これって泳げなかったら『エスクード』探すの無理なんじゃ……」

まどか「泳げても、息継ぎ無しに探すのは無理なんじゃ……三人とも大丈夫かな……」

ほむら《取りあえずこのまま探しに……え?》

マミ《暁美さん?》

ほむら《渦が……流される!?》

マミ《!!今引き戻すわ!》

まどか「マミさん?」

さやか「どうかしたんですか?何か慌ててる様な……」

マミ「水の流れが急になって、暁美さんが流されそうなの!一旦引きあげるわ!」

まどか「ほむらちゃん!!」

さやか「はっ早く引きあげないと転校生が……」

マミ「それはわかってるけど……流れが強すぎるのか重くて中々……」



ほむら(くっ……流れが急すぎる……ろくに身動きができない……)

ほむら(もしかして、これが『エスクード』を手に入れる為の試練なの……それならこの水の流れの先に三人が……)

マミ《暁美さん!どうにか持ち堪えて!どうにかして引っ張り上げるから!》

ほむら《駄目……リボンが千切れかけてる……っ……もう持たない……!》

マミ《そんな……》

ほむら《巴マミ、聞いて……こんなに急に水の流れが変わるなんて変だわ》

ほむら《もしかしたら、これが『試練』と関係があるのかもしれない……》

ほむら《それなら、この水の流れの先に三人がいるのかも……》

マミ《それは……否定はできないけど……あなた、もしかして……》

ほむら《水の流れに乗ってみるわ》

マミ《危険よ、とても賛成できないわ》

ほむら《私が危険と言う事は先にいるであろう三人はもっと危険と言う事よ》

ほむら《それに……今のままじゃ泉の外に出れそうにないから選択肢はないわ》

マミ《……っ……》

ほむら《巴マミ、あなたはそっちの二人をお願い。こっちはこっちで、どうにかしてみるわ》

マミ《…………絶対みんな無事で帰ってきなさい……それが条件》

ほむら《やれるだけの事はしてみるわ……それじゃあ、二人の事任せたわよ》

マミ《暁美さん!……リボンが……………………任せたわよ》
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