388:名無しNIPPER[saga sage]
2015/07/28(火) 22:32:05.15 ID:3oG0GCnwo
海「……皆……戦えるのが光一人じゃ危ないわ……」
マミ「駄目よ!私の魔法で少しは治ったはずだけど今動いたら傷が……!!」
海「……でも……光が……光を皆を助けなきゃ……」
マミ「龍咲さん……でも……」
モコナ「ぷぅ」
マミ「あなた……」
海「モコナ……心配してくれてるの?」
モコナ「ぷぅぷう」
海「あなたの本当のご主人様の……あの生意気な魔法使いに……ちゃんと『魔法』を習っておけば良かった……」
海「そうしたら……皆を助けられたのに……」
マミ「……………………」
海「皆を助ける『魔法』……『魔法』が欲しい……『魔法』が……欲しい!!」
モコナ「――――――――」
マミ「えっ!?この子の額の宝石が光って……!さっきまで『赤』だったのに『青』に変わったわ!」
モコナ「――――――――」
海「――――――――」
マミ「龍咲さん!!何!?宝玉から龍咲さんの額に光の線が……」
???≪……ウミ……聞こえるか、ウミ……≫
海≪……クレフ……?≫
クレフ≪そうだ、このモコナを通じてお前の心に直接語りかけている。聞こえるか?≫
海「聞こえるわ」
マミ「え?何を言ってるの……もしかして龍咲さん……その光を通じて、この子『モコナ』と会話しているの?」
クレフ≪お前は皆を助けたいと願った、皆を助けるために『魔法』が欲しいと願った≫
海「助けたい……皆を助ける『魔法』が欲しい!!」
マミ「これは!?龍咲さんの胸のあたりから光が……もしかしてこの子、モコナも『魔法』を授ける事が出来ると言うの?」
マミ「そんな事が出来るなんて……いったい……」
クレフ≪わかるか?お前の中に『力』がある事が、今までと違う『力』がある事が……≫
海「わかるわ……胸の奥があつい……『言葉』が……『言葉』が浮かんでくる……」
≪それがお前の『魔法』だ≫
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