マリオ「最近、テニスやパーティーにゴルフばかりで…何かを忘れているような」
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21:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/04(金) 15:27:37.31 ID:7pkJ9fW20

ルイージ「酷い時は地面に倒れててさ
     顔も蒼白で目の焦点も丸っきり合っちゃいない」

ルイージ「なんで、そこまでするのかも訊いた
     そしたらなんて答えたと思う?」


ヨッシー「『俺がいなくなったら誰が姫を救うんだ?』ですか?」


ルイージ「うん、正確には国民…いや困ってる人なら誰でもだね」




ルイージ「根っからの正義漢だよ、それも頭に馬鹿を幾つ付けたって
     足りっこない、真性の馬鹿だよ」

ヨッシー「オマケに冒険野郎?」


ルイージ「そー、そー、人助けもあるけど、過酷な冒険にチャレンジして
     己の限界を確かめたいor超えたいって考えもあるのさ
     ギネスブックも裸足で逃げ出すレベルの挑戦者だよ」




ルイージ「それでいて致命的なまでに"鈍感"な人だ」


ヨッシー「ええ、分かります」

ヨッシー「僕もルイージさんもキノじい、ピーチ姫…
     皆がマリオさんを心から心配しているというのに」

ルイージ「身近な人…好意を抱いてる人、同じ血を分けた身内
     誰もが英雄を心配してるのに気付かないで
     ひたすら無限の可能性を追い続ける……」

ルイージ「本当にどうしようもないくらい"鈍感"な人だよ」




ルイージ「僕はね、正直言って頭打った兄さんが
     冒険の事をケロッと忘れちゃった事を喜んでるのさ」

ヨッシー「それは、多分ピーチ姫も同じでしょうね」


ルイージ「きっと思い出せば、また無茶をする…
     だから僕に限らず皆が兄さんを休ませたいんだ」

ヨッシー「連日のように多額の賞金付きのスポーツ大会やパーティー
     すごい額の国家予算が使われているんですよね?」

ルイージ「ああ、ピーチ姫には頭が上がらないね、あっ、ウェイターさん
     スッキリドリンクとキノコケーキ追加で」


ルイージ「たった一人の人間の為だけに国家予算がガバガバ使われて
     でも市民は怒りさえしない」

ヨッシー「それだけマリオさんは皆に愛される英雄<ヒーロー>なんですよ」


ルイージ「…弟として鼻が高いよ」


ヨッシー「はっはっは、確かにルイージさん達は
     言葉通り鼻が高いですものね!」

ルイージ「ちょっ、うまいこと言ったつもりかい!?
     もうこれ以上、奢らないよ!?」



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