お嬢様「みずぼらしい弁当ですこと」男「うん、貧乏だからね」
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11: ◆ZuU1SJY84s[saga]
2013/11/29(金) 23:26:38.43 ID:+DXfBlkp0
男「次は体育の授業だね」

お嬢様「そうね、私と少し離れてしまうけど寂しがりなさいよ?」

男「え?あ、うん(体育は苦手だな、あんまり動くと…)」

お嬢様「…ふふ(そんな顔して、よっぽど私と離れるのが辛いのね)」


ーーーー体育。


体育教師「おい、男。調子悪いのか?」

男「あ、いえ。大丈夫です」

体育教師「そうか、お前だけ特別扱いはできないが事情は知っている。俺が見てないときはサボるんだぞ」

男「あはは、いつもありがとうございます」

体育教師「おら!そこ!こっちみて何笑ってんだ!走れ!!」

男「…(僕は恵まれてるな…がんばろ)」


ーーーー女子側。


お嬢様「あの体育教師…男に何か因縁を付けてるのかしら?だとしたら…」

クラス女子2「あ、あの…次はお嬢様の番ですよ―」ボソッ

お嬢様「…」クルッ

クラス女子2「ヒッ!」

お嬢様「すぐに行きます」スタスタスタ

クラス女子2「結構、聞こえて…るの?」


ーーーー昼。


お嬢様「ふふ、今日の私のお弁当はシェフに命令してもやしを入れさせたのよ」

男「そうなんだ。すごいね」

お嬢様「あなたのは?」

男「今日は…もう食べたんだ」

お嬢様「な!どうして…私と一緒に食べるのが嫌なのかしら!」

男「そ、そうじゃないよ。ほら、体育の後ってお腹減るでしょ?その時に…」

お嬢様「…もう、仕方がないですわね。少し分けてあげますわ」

男「ううん、それは遠慮して」

お嬢様「なにかしら?」ギロッ

男「…じゃあ、」ガサゴソ

お嬢様「…?」


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