忍「隠し事、しちゃってましたね……」 アリス「……シノ」
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[saga]
2013/09/01(日) 04:42:27.54 ID:ECufGEjL0
陽子「……だ、大丈夫、か?」
綾「と、とりあえず」
陽子「まぁ、クラス内はざわついているけど、それはいいとして」
綾「――あの子の様子、大丈夫よね?」
「……あれ?」
その時、少女にとある疑念が芽生えた。
おかしい。何かヘンだ。
抱きついた時の感覚。
ずっと会いたかったはずの人に会えたことは、何とも素晴らしい。
しかし……しかしだ。
少女は、目の前の光景を見た。
2年前には平坦とも言えた「そこ」は、歳相応の成長を遂げていた(「自分と比べて、なんて大きい……」という感情は、今は措く)
やはりヘンだ。
この「部位」の感覚は……?
「ねぇ、シノ……?」
「なんですか、アリス?」
「――こ、この辺りの感触がなんか」
陽子「せ、先生!」ガタッ
烏丸「ひゃっ!?」
綾「も、もうそろそろ、HRも終わりの時間です!」ガタッ
綾「そ、そろそろ、号令をとった方がよろしいのでは?」
烏丸「……そ、それも、そうですねぇ」
烏丸「そ、それでは皆さん、き、起立!」
――休み時間
陽子「……や、やぁ、シノ!」
綾「へ、ヘロー、カータレットさん!」
陽子(綾……焦りのせいか、初対面の人ともこんなにあっさりと――)
忍「あ、陽子ちゃん、綾ちゃん!」
アリス「……ヨーコ? アヤ?」
陽子「あ、ああ。ええと……な、ないすとぅーみーとぅ?」
アリス「――Hello! Nice to meet you!」
陽子「うお!? 完璧な発音!」ビックリ
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