忍「隠し事、しちゃってましたね……」 アリス「……シノ」
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674: ◆jOsNS7W.Ovhu[sage saga]
2016/05/26(木) 23:05:18.00 ID:wsXW8vt50
陽子「……」

綾「たしかに、あなたはしのたちの幸せを望んでるわ。それはきっと間違いないと思うの」

綾「でも……同時に、自分の気持ちに向き合うことに恐れてる。違う?」

陽子「……綾」


陽子「しょ、しょうがないだろ?」

綾「……」

陽子「あの三人に、私は応援しか出来ないんだから」

陽子「そ、それに! 私、今まで全然、意識してなかった! 綾だって知ってるだろ?」

綾「ええ、知ってるわ。中一から見てる限りではね」

綾「でも……あの時、卒業アルバムの一件があってから、陽子の調子はちょっぴり狂っちゃったと思うのよ」

綾「その後、しのが男子に告白されたり、あの二人と色々あったり……その辺りから、あなたの調子はまたおかしくなった気がするの」

陽子「……そ、それじゃ私は、ホントはあの三人の幸せを望んでないってこと?」

綾「いえ。そうは言ってないわ」

綾「ただ……陽子は、自分の気持ちに整理をつけられてるのかなって思っただけよ」

陽子「……」


綾「――いい、陽子?」

綾「今日みたいな陽子を見てるのは、私たちの誰も望んでないわ。これは間違いないこと」

綾「私だって……あなたの調子が狂ってるのを見るのは、本当に悲しいんだから」

陽子「……綾」


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