忍「隠し事、しちゃってましたね……」 アリス「……シノ」
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644: ◆jOsNS7W.Ovhu[sage saga]
2015/11/07(土) 16:38:43.23 ID:m8fNyzCo0


――昼休み・生徒指導室


男子A「……美味いな、これ」

男子B「だな。さすがクッシーちゃん」

久世橋「べ、別に、それほどでも……」

委員長「美味しいです。でも、いいんですか?」

委員長「生徒指導室でチョコをごちそうされるのって……」

久世橋「……先生方や他の生徒には内緒でお願いしますね?」

久世橋「生徒では、あなたたち以外には渡してませんし。バレたら、贔屓してしまってることになってしまいますから」

男子A「……俺たち、クッシーちゃんにそんな色々したっけ?」

久世橋「わ、私が直接お話し出来ない子たちと話してくれたでしょう?」

男子B「もう、俺からしたらクッシーちゃんが厳しいとか全然思えないけどな……」

委員長「それは同感ね。……松原さんや日暮さんは違うみたいだけど」

久世橋「……松原さん、ですか」

委員長「先生?」


久世橋「いえ。先ほどの家庭科の授業で」

久世橋「その子、とても浮かない顔をしていたもので心配だったんです」

男子A「……声、掛けてあげたら良かったのに」

久世橋「そ、それもしようと思ったのですが……」

久世橋「よろしければ、松原さんのことを気にかけてあげてくれませんか?」

男子B「言われなくても」

委員長「もう私たちも、心配してます」

久世橋「そうだったんですか。それでは、お願いします」

男子A「クッシーちゃんのお願いなら全然構わないけど」

男子B「たまにはクッシーちゃんからも言ってあげた方がいいと思うけどな」

久世橋「……ど、努力します」

委員長「もう、先生ったら。……それでは、ごちそうさまでした」


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