忍「隠し事、しちゃってましたね……」 アリス「……シノ」
1- 20
593: ◆jOsNS7W.Ovhu[saga]
2015/05/24(日) 18:50:35.26 ID:RwbU9xFX0
委員長「――こんにちは、久世橋先生」

久世橋「!?」ビクッ

男子A「こんちは、クッシーちゃん」

男子B「……大宮さんが気になる?」

久世橋「あ、あなたたち……」

久世橋「そ、そうじゃなくて――えっと」

久世橋「……場所を、移しましょう」コホン




――生徒指導室



久世橋「……どうぞ」ガラッ

委員長「お邪魔します」ペコリ

男子AB「お邪魔しまーす」ペコリ


男子A「……何だか妙に懐かしいな」

男子B「いや――そんなに前でもないだろ」

委員長「そうよ。初めて私たちが久世橋先生に呼ばれてから……」

久世橋「あ、あまり、そういう話をしないで」モジモジ

久世橋「……実は、ちょっと恥ずかしいんだから」カァァ

男子A「――でも」

男子B「クッシーちゃんって意外と近づきやすいってことが分かって、ちょっと嬉しかった」

久世橋「――!」ハッ

委員長「……まったく、あなたたちは」プイッ


委員長「ところで、久世橋先生? どうして、またここに?」

久世橋「……え、えっと、それは」

久世橋「大宮忍、さんのことで、ちょっと」モジモジ

男子A「――学祭の後も、だったっけ」

男子B「クッシーちゃんって、心配性なんだな」

久世橋「も、もしも私が、かの――『彼』の担任になったら、と思うと」

委員長「……まだ、大宮さんと直接に会われてないんですか?」

久世橋「……ま、まぁ」


久世橋「私、九条さんたちのクラスの家庭科担当だから」

久世橋「ちょっと――『噂』が聞こえてきたりしちゃうから」

男子A「……噂」

男子B「やっぱり――あれ、だよな」

久世橋「……それで」

久世橋「私もちょっと、気になってたんだけど」

久世橋「私の担当するクラスの子の中でも、色々と不安定そうな子がいて」

男子A「……不安定」

男子B「それって、クッシーちゃん? 噂が……」

委員長「噂が関係してるんですか?」

久世橋「――ま、まぁ、そうかもしれないわ」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
713Res/681.14 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice