忍「隠し事、しちゃってましたね……」 アリス「……シノ」
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510: ◆jOsNS7W.Ovhu[saga]
2015/03/19(木) 01:32:20.11 ID:LFw5pSPt0
アリス「……あ、そっか」

アリス「きっと――私は今日、向こうにお泊りすることになるかも」

忍「ええ……きっと、そうなるでしょうね」

アリス「シノ、どうする?」

忍「――私、は」

忍「そうですね、少し考えたいと思います」

アリス「うん、それでいいと思うよ」

忍「ええ」コクリ


綾「……」

陽子「……」

綾(シノが、ご挨拶を……)

陽子(もうすでに、一度済ませているらしいとはいえ……)


綾(……本格的に)

陽子(シノが――『女の子』と、付きあおうとしてるんだな……)









 ――それから、放課後を迎えた。


 カラスちゃんの話を聞いてから、私たちはいつも通り下校した。
 その間に、シノたちはカレンのマンションへと向かっていった。

 で、私と綾は、互いの家に帰った。
 実のところ、かなりモヤモヤした感覚は残っていたけど……


(ま、あの三人なら大丈夫か)


 と、自分で納得することにした。
 きっと、綾もそんな風だったんだろう。



 少ししてから、メールが来た。
 差出人は、私たちの大切な友達。
 宛先を見るに、どうやら私だけじゃないらしい。


 メールを開くと、そこには――



『陽子ちゃん、綾ちゃん。
 出来たらでいいのですが……今夜、お会いできませんか?』


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