忍「隠し事、しちゃってましたね……」 アリス「……シノ」
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437: ◆jOsNS7W.Ovhu[saga]
2015/02/12(木) 21:46:08.22 ID:cbPRxX2V0
カレン「――アリスが、そういう子ダカラ」

カレン「私だけが、シノと一緒にいる、ナンテ」

カレン「そういう、独占欲? みたいなモノが持てないんデス」モジモジ

アリス「あれ? さっき、アリスだけがシノと一緒にいるのはキケンだ、って……」

カレン「……アリスはイジワルデス」プイッ

アリス「冗談だよ」クスッ


アリス「――私も」

アリス「私だけがシノを独り占めしたい、なんて」

アリス「思ったこと、ないよ?」

カレン「……前に、ヨウコとシノが接近した時、物凄く焦ってマシタ」

アリス「た、たしかにそうだけどっ」アセアセ

アリス「……でも」

アリス「なんだろうね。今日、シノがああやって告白されて」

アリス「それで、普段あんなに丈夫なシノが……」

アリス「私が見た中で、初めてあんなに疲れちゃってるのを見てから」

アリス「……一緒にいてあげたい、って初めて思ったんだ」

カレン「一緒にいたい、じゃナクテ」

アリス「うん。私だって、シノを守れるんだって」


アリス「――そう思ったら、何だか」

アリス「いちいち、焦ったりしてちゃダメかな、って」

アリス「……でも、ここでこう言ってても、どうなるかわからないけどね」

カレン「つよがりを言うのは、お互い様デス」クスッ

アリス「――カレン」

カレン「What?」

アリス「一緒に、いようね」

カレン「……」


カレン「こっちこそ、デス」ニコッ




――その頃・大宮家



勇「布団、敷いたわよ」

忍「ありがとうございます、お姉ちゃん」

勇「今日、本当にお疲れ様。疲れたでしょうし、早めに寝ましょうか」

忍「そうですね」

勇「それじゃ、電気消すわよ」

忍「はい」


勇「……」

忍「……」


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