忍「隠し事、しちゃってましたね……」 アリス「……シノ」
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39: ◆OtZIp/YaIxCt[saga]
2013/09/06(金) 03:26:54.78 ID:vI+XRiGI0
――朝・いつもの駅前


 忍「そ、それは本当ですか、陽子ちゃん!?」ズイッ

 陽子「シ、シノ、顔近いって……」

 綾「こ、こらシノ! よ、陽子が困ってるでしょ!」アセアセ

 忍「あ、す、すみません……えへへ」

 陽子「ふぅ――全く、シノは金髪少女の話題になると、眼の色が変わるんだから」アキレ

 綾(……陽子の顔、ちょっと照れてる?)チラッ

 綾「よ、陽子のエッチ……」プイッ

 陽子「は?」キョトン


 アリス「金髪少女――」

 アリス(ってことは、私と同じ……)チラッ

 忍「?」キョトン

 アリス(――シノ)

 
 アリス(大宮家のお世話になるようになって、早数日)

 アリス(初日といい初夜といい、とんでもなく驚いたし、正直、まだ戸惑っちゃうけど……)

 アリス(――それでも)


 アリス「シノには、私がいるからね……!」グッ

 忍「ええ、アリスッ!」グッ

 陽子(な、なにやら熱い雰囲気だ……)

 綾(いや、熱いのはアリス一人だけだと思うけどね……)


 陽子「ああ、そうそう。そういえば」

 陽子「この前見た金髪少女も、こんな感じだったなぁ」ポンッ

 陽子「ほら、さらさらした長いロングヘアーに、ユニオンジャックのパーカー!」

 陽子「そして――」

 綾「って、陽子!? いきなり女の子と、ふ、不純よ!」

 忍「陽子ちゃん、知らない女の子捕まえて……」

 陽子「え……い、意外と堪える反応するな、君たち」


 アリス「……あれ、カレン?」

 少女「――あっ!」ピクッ

 カレン「アリスー!!」

 アリス「カレン!」

 忍「わぁ、よく見たら、すっごく可愛いです!」

 綾「え、英国少女、よね? そのパーカー的に」

 陽子「……はは、不審者か」ズーン

 綾「陽子――そろそろ立ち直って」


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