忍「隠し事、しちゃってましたね……」 アリス「……シノ」
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◆jOsNS7W.Ovhu
[saga]
2014/05/22(木) 02:16:54.79 ID:z5gCSS+c0
忍「……あ」
忍「そう、でしたね――私としたことが」
忍「お二人とも、ありがとうございます」ペコリ
忍「それじゃ陽子ちゃん、綾ちゃん、アリス、また後ほど」タタタッ
委員長「……どういうこと?」
男子A「ん、簡単なこと」
男子B「俺たちがカラスちゃんに、『大宮さんには、何としてでもメイドさんをやらせてあげてほしい』ってお願いしただけ」
陽子「……それ、って」
男子A「職員会議だか何だか知らないけど」
男子B「大宮さんが、マズいこととか起こしそうにないことくらいは、わかってるつもりだし」
綾(……こ、この人たち)
アリス「あ、あの……」
アリス「それじゃシノは――メイドが出来るってことに?」
委員長「……いいの? 烏丸先生は、それで」
男子A「先生はかなり迷ったけど、最後は俺たちの提案に乗ってくれた」
男子B「まぁ、『久世橋先生に怒られちゃいますねぇ』とか溜息はついてたけど」
委員長「――バレたら、あなたたちだって危ないんじゃないの?」
男子A「ま、別に」
男子B「中学とかと違って、内申なんて無いしなぁ……」
男子B「それに、生徒がやりたいことできない学校祭って、どう思うよ?」
委員長「……それは」
陽子「……ま、いっか」
綾「ちょ、ちょっと、陽子?」
陽子「そんじゃ綾、アリス、私たちはそこの教室に着替えに行こう」
アリス「……シノ、大丈夫なのかな?」
陽子「いいっていいって」
陽子「なにかあった時はカラスちゃんと、そこの二人が責任取ってくれそうだし」
男子A「おお、プレッシャーだぞ」
男子B「ま、なんとかなるだろ」
陽子「それじゃ……委員長も、お疲れ様」
陽子「また後でなー」タタタッ
綾「あ、ま、待ちなさいって陽子!」
アリス「ヨウコー!」
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