忍「隠し事、しちゃってましたね……」 アリス「……シノ」
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121: ◆jOsNS7W.Ovhu[saga]
2013/10/20(日) 02:07:48.84 ID:p7aBFeQ/0
忍「皆さんが温泉に行くのなら」

忍「私は、温泉の外でお待ちしてますね」

忍「ご一緒できないのが残念ですが……」


アリス「ご、ごめん、シノー!」ダキッ

忍「ア、アリス?」パチクリ

アリス「気づけなかったよ……」グスッ

アリス「うう、一番近くにいたのに……」

忍「――いいんですよ、アリス」ギュッ

アリス「シノぉ……」ギュッ


陽子「――アリスも、まだ甘いな」

綾「まぁ、シノも楽しそうだし――カレン?」

カレン「……」

カレン「――配慮が足りなかったデス」ズーン

陽子「ま、まぁまぁ、そう気にしないでって」

綾「シノなら大丈夫よ。あの子、昔からああいう優しい子だから」

カレン「――デモ」


カレン(アリスをからかってる時とは、チガウ)

カレン(シノがちょっとでも落ち込んだと思ったら、感じてしまうこのカンカク……)

カレン(――ムゥ)キュッ



忍「それなら!」ポンッ

忍「お泊り会はどうでしょう?」

アリス「お泊り会……?」

陽子「あぁ、休みの定番だな!」

綾「でも、誰の家に……?」


カレン「ウーン……私の家は厳しいかもしれまセン」

陽子「そっか」

カレン「ハイ」

カレン「7月から8月には、パパと仕事の付き合いがある人とのパーティーがありマス」

カレン「その準備も大変だから、私の家は無理みたいデス……」

綾「そ、そう、なの……」

陽子(なんて、お嬢様だ……!)


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