兄「・・・」ペラッペラッ 妹「兄貴ーお金ちょうだい」
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248: ◆ZuU1SJY84s[saga]
2013/09/17(火) 23:15:28.82 ID:Zg1ryyhH0

ツインテ「私がちゃんとしてれば……こういう事にはならなかったのよ…」ボソッ

兄友(…そういえばこいつらはなんで遭難したんだ?聞くタイミング逃してたから気になるけど…まぁとにかく)

兄友「…いいか?熱は上げすぎるなよ?適度に体温を下げてやるんだ」

ツインテ「え?あんた医学分かるの?」

兄友「いや、ただ知ってるだけだ」

ツインテ「…どうすればいいのかしら?」

兄友「発汗がある程の熱なら冷たいペットボトル、またはタオルでもいい。それを脇の下か首に当ててやるんだ」

ツインテ「うん」

兄友「意識が戻ってないのなら一人は必ず見てあげてくれ、あと横向きにして回復体位にして二時間ぐらい事に右側と左側、交互に動かしてくれるといい。動かすときに辛そうにしたら、どちら側か痛そうかとか見れればベストなんだけどな(肺炎は胸の痛みとレントゲンで診断だったなそれは黙っとくか医者じゃないし)」

ツインテ「すぐに二人に伝えてくるわ。ありがと」タ、タ、タ

兄友「あいよ」

兄「…」

兄友「なぁ兄、俺達は大丈夫なのか?」

兄「…」コクッ

兄友「即答か、お前が言うなら安心できるな」


――――数分後。


気弱「…」ペコッ

兄友「ん?そっか、交代したんだな」

気弱「はい…お姉様、少し…良くなったみたいです」

兄友「そりゃ良かったよ」

兄「…」コク

気弱「あの…兄友さんは……そういうのは詳しいの…ですか?」

兄友「そんな怯えたふうに聞かなくてもいいんだけどな。まぁ親が医者でな」

気弱「ごめんなさい。でも、ありがとうございます」

兄友「あはは、変な奴だな」

気弱「ふふ、よく、言われます」

兄友「そっか、まぁ短い付き合いだろうがこの森から出るまでよろしくな」

気弱「はい、よろしくお願いします」ペコッ

兄友「ところで班長ってどこいったんだ?」

気弱「班長さんは…テントで……寝ています」

兄友「なるほど、食料の入ってたバックが無いと思ったら、そういうことか…」


ポツ、ポツ、ザー。


兄友「また雨か…」

気弱「…」

兄「…」




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