682:以下、名無しにかわりまして一人でお送りします(不明なsoftbank)[sage saga] 2024/05/14(火) 00:16:36.81 ID:bmoqB4CVo Q7: ソーシャルメディアで、あなたたちは ISSUES, SYSTEM OF A DOWN, PROTEST THE HERO から影響を受けていると言及していましたね。 どのバンドもかなりテクニカルでプログレッシブですが、メタルコアや Nu-metal のような複雑でありつつキャッチーな音楽があなたたちの音楽の基盤なのでしょうか?
【OMERTA】: 僕たちの音楽の基盤を1つのポストの中で抽出するのは難しいよ。正直に言うと、ジャンルは音楽を分類し概念化する古臭い方法だと考えているくらいでね。 インターネットのおかげで、ほとんどの若者は、デジタルアーカイブされた全世界の音楽コレクションに気まぐれにアクセスできるようになった。現在では、通常のリスニング習慣は、かつてのような狭い嗜好ではなく、ソーシャルメディアのアルゴリズムが行動パターンを形成しているため、幅広いジャンルやアーティストで構成されている。 バンドとしての僕たちの意図は、必ずしもメタルコアや Nu-metal、あるいは僕たちより前に存在していたかもしれない他のジャンルの既存の基盤の上に、僕たちの音楽を構築することではない。これらのジャンルにはそれぞれ理論的な天井があり、それを突破することはできないからだ。 例えば、最近のギター・ベースの音楽が革新的でないことを見れば、彼らが古いジャンル(ポスト・ハードコア、シューゲイザー、メタルコアなど)をそのまま流用し、進歩がないことに気づくだろう。どちらかといえば、古いジャンルのほうが、妙に還元的な現代音楽よりも野心的で実験的だったかもしれない。 むしろ、僕たちの作曲に対するアプローチは、ラベルを無視して、最も適切と思われるものをただ書くというもの。僕たちは、アーティストとは神のインスピレーションを直感し、解釈し、伝える媒介物に過ぎないと固く信じている。ジャンルの枠に自分を縛ることは、唯一無二の美しさを歪めてしまう危険性があるからだ。 とはいえ、その意味で、”Nu-metal “と “メタルコア “は、攻撃性を表現する2つの非常に柔軟なスタイルであり、どちらもISSUES, SYSTEM OF A DOWN, PROTEST THE HERO のような驚異的で先鋭的なアーティストを輩出してきた。僕らはどうやら同じような場所から生まれているようだ。ただ、僕らの楽曲は時に “Nu-metal” スタイルのリズムを要求することもあれば、”スラム” 風のリフを要求することもある。それを決めるのは僕たちではなく、楽曲なんだよ。