過去ログ - This is my December These are my snow-covered trees This is me pretending 
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993:以下、名無しにかわりまして一人でお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2023/02/27(月) 15:21:07.13 ID:04LWJFUso
話数単位で選ぶ、2022年TVアニメ10選 - 日陰の小道
https://cemetrygates1919.hatenablog.com/entry/2023/01/27/215835#%E3%83%92%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%AB-%E6%AD%8C%E5%94%B18-%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%89%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%8C%E5%A4%A7%E5%A5%BD%E3%81%8D%E3%81%A7%E3%81%99%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%88
てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!! #5 『ランプの章』
脚本:熊谷純 絵コンテ・演出:渡部穏寛 作画監督:上西麻耶、清水勝祐、星野玲香、STUDIO MASSKET 総作画監督:北村友幸

お笑い選手権「てっぺんグランプリ」での優勝を目指し、切磋琢磨(?)する少女たちを描いたコメディ作。5話ではキャラ付けのために宇宙人という設定を持つ北海道出身のグループ「シンリャクシャ」のエピソードである(ちなみに、一人は本当の宇宙人だ)

この5話はほとんどが北海道を走るバスの中のみという狭い空間で繰り広げられる。シンリャクシャの3人のとりとめのない会話の中で不意に語られる「北海道七不思議」の話。なぜか時間がループするこのバスの中に閉じ込められてしまった六香亭ゆいなは、この都市伝説を会話の中で見つけ出し、「ポルターガイストっしょ!」などと的確なツッコミを入れなくては脱出できなくなってしまう。つまり、会話のみで成り立つ本エピソードは、北海道七不思議をテーマとした漫才を、ゆいなのツッコミの力で成立させなくてはならない回なのである。漫才を題材にしつつそれをどうアニメに落とし込むのか……というアイデアの面白さが光っている。
またそれのみならず、ゆいなが宇宙人を意識した長い芸名をループの中で覚える成長エピソードや、それでいて最後の最後の宇宙人絡みのネタではしょーもない失敗をしてしまってふりだしに戻るオチ……という構成も良く、完成度が高い。

ほとんどが会話シーンという削ぎ落とされたシンプルな回ながら、テンポのよいツッコミには思いっきり笑わされるし、そして同時にゆいなが正しくツッコめるのか、という緊張感もある。こんなにバカバカしいシチュエーションなのに、ゆいなが失敗した時には「ああ〜っ!」と思わず声を上げてしまいそうになるほど引き込まれてしまった。
洗練された喋りの応酬の面白さというのはまさに漫才的と言えるかもしれない。しかし、単にアニメでの漫才の再現めいているだけに留まらず、この奇妙で突拍子もない設定に引き込まれるのは、元々作りものの媒体である、アニメならではの部分もあるだろう。面白い漫才が見たかったら実際の漫才を見ればいいじゃん、とはならない、アニメで漫才をやるという意義が、ここにはあるのではないだろうか。
ここまで面白いアニメーション漫才が成立するのか!という驚きと、そして漫才を表現するにあたってアニメの演出の幅広さを感じさせてくれた、意欲あふれるこのエピソードを選出。

(※一部抜粋)

           r‐v‐、            
               '、,..ノ、.,_   
        r‐.''ア     '^`''‐x、       
        V''7 r _{  .!_j  'ミ /
        `:|.{ W'、 i/lスij  r:'′         入江監督がツイートしていた記事からのものです
           .i{ '{.O ` O } / !           本記事にヒーラー8話が選出されていたことからツイートしていて
           八 }゙゙_〈〉 ゙゙゙.} .イ 1          そちらも興味深く読めたのですが
           i >'´ }'f^ヾ../.i |        それよりもこちらの方に感心させられました
         j./  {/'{  Y1.i l         放送当時結構な勢いで賛否両論となったこちらのエピソードですが
          ‖  ..|r7   1Y.. i       アニメで漫才を扱ってなおかつ成立させるにはという観点で評価しているのはまたなんというか…
         .fイ  _イ'ヲx:..  | i、 1         どうしても本作を扱う際まえせつを引き合いに出しつつそちらをネガティヴな形で扱う事になってしまいますが
        ‖=ニシnk:*::. ゙ Y.... l,       また一つそうせざるを得ないケースが…
       / {._,ィ'ニニニ入_*::=リ:. .. '、      専門的なことはともかく最後の段落で「面白い漫才が見たかったら実際の漫才を見ればいいじゃん、とはならない、アニメで漫才をやるという意義が、ここにはあるのではないだろうか。」としていますが
      ./   .j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::Y.. ヽ.. ヘ      ただただ「それな。」としか言えない状態になりつつ感心しました


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