過去ログ - I'll wait up for you,the sunrise is not far away 
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253:以下、名無しにかわりまして一人でお送りします(北海道)[sage saga]
2020/11/29(日) 04:43:57.62 ID:s08f/y0Bo
Interview with FANGE|3LA|note
https://note.com/3la/n/nb34332ba2789
Q: FANGEの音楽性は、国や地域としてのフランスの独自性と何か関係があるのでしょうか? アメリカやイギリスのFANGEのような音楽とは違うニュアンスがあると思う。暴力的な音楽ではありますが、知的なニュアンスを感じさせると思います。

Ben: 間違っているのかもしれないが、我々が影響を受けた音楽のほとんどはフランス人のものではないし、フランスはロック・ミュージックの発祥の地としては決して偉大なものではないんだ。フランスには素晴らしいバンドがいるけれど、それが僕らの国に関係しているかどうかは分からない。

Q: では質問を変えます。自分たちの中に愛国心のようなものはある?自国の音楽には影響を受けなかった?FANGEはフランス以外の国にも音楽が伝わっていると思うですが(実際に、日本人の僕がとても感動した。)自分たちの国を代表してる要素がFANGEの中にはあると思う?

Ben: フランスでは「愛国心」というのは珍しい言葉で、ほとんどの場合、ファシズムと同化している「ナショナリズム」と混同されている。我々は、フランス人の多くと同じように、自分たちの国、伝統、言語、食べ物などを愛しているが、これは、フランスが歴史や地政学の中で何を表しているかよりも、テロワールや民間伝承の問題だ。だから、私たちの音楽の中で唯一フランスらしいのは、母語を使っていることと、すべての叙情的な事柄(タイトル、歌詞、「Fange」は泥沼を意味するフランス語)にその豊かさを使っていることだと言わざるを得ない。しかし、地域主義はフランスではよく見られ、ブルターニュという文化的に豊かな地域(フランスのケルト地方)に住んでいて、そこには独自の言語、フォークロア、神話、音楽などがある。だが、雨が多く、風が強く、曇りがちな天候を除けば、FANGEはブルターニュの影響を強く受けているとは言えない。私たちの音楽がフランス国外に影響を与えているとしても、それも意図的なものではないのでたまたまだ。

(※一部抜粋)


           r‐v‐、            
               '、,..ノ、.,_             
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        `:|.{ W'、 i/lスij  r:'′        
           .i{ '{.O ` O } / !           水谷さんによるFangeのメンバーに対するインタヴューからのものです
           八 }゙゙_〈〉 ゙゙゙.} .イ 1          割とフランスのバンドは自国のシーンに対してあまりポジティヴな発言をしない傾向にある印象が強いですけど
           i >'´ }'f^ヾ../.i |        彼らもご多分に漏れずそういう感じですね
         j./  {/'{  Y1.i l         それから『愛国心』の捉え方についての下りがなかなか面白かったです
          ‖  ..|r7   1Y.. i       あくまで彼の個人的見解とした上で頭の片隅に入れておきたいですね
         .fイ  _イ'ヲx:..  | i、 1         専門的なことはともかくツイートにも書かれていましたが
        ‖=ニシnk:*::. ゙ Y.... l,       水谷さんの深読みした質問が尽くシンプルな形で否定される流れもひっくるめて面白い記事でした
       / {._,ィ'ニニニ入_*::=リ:. .. '、      
      ./   .j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::Y.. ヽ.. ヘ     
    .ノ  _,:‖::.::>‐'^::.:.:.:.:.:}.ヽ \ヾ、    


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