過去ログ - War all the time, war all the time All of the time
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以下、名無しにかわりまして一人でお送りします
(北海道)
[sage saga]
2019/09/07(土) 14:37:51.30 ID:zrkuLKPUo
伏見 瞬 - アンビエントと二つの〈死〉 – 新・批評家育成サイト
https://school.genron.co.jp/works/critics/2017/students/shunnnn00/2854/
イーノのアンビエントシリーズの先駆けとなった『ディスクリート・ミュージック』が作られたきっかけには、ある偶然の出来事が関わっている。1975年1月のある日、スタジオを出ようとしたイーノはタクシーにはねられて、短期間の入院をした。この入院中に、友人の女性がハープ音楽のレコードを見舞い用に持ってきた。気乗りしないままイーノはそのレコードをかけたが、アンプの音量が非常に小さく、片方のチャンネルから全く音が出ていないことに気付いたのは彼が横になった後だった。起き上がる気力もないまま、ほとんど聞こえない音楽に耳を澄ませていたときに、イーノは新しい音楽の聞き方に気付いた。光の色や雨の音が環境の一部となるように、環境の一部として音楽を聴くという方法である。アンビエントの誕生には、自動車事故というアクシデントが関わっていた。
『ミュージック・フォー・エアポーツ』に対して、イーノはたとえ飛行機が墜落しても鳴り続けることが可能な音楽という条件を課した。70年代は飛行機事故が最も多発したディケイドであり、100人以上の死亡事故が47件、60年代の20件の倍以上、80年代の40件に比べても7件多い。77年3月27日にスペイン領テネリフェ島で起きたテネリフェ空港ジャンボ機衝突事故は583名が死亡した、死者数において史上最悪の飛行機事故である。イーノが『ミュージック・フォー・エアポーツ』を製作していたのは、カタストロフィックな飛行機事故が多発していた時期であり、本作には大規模な死のイメージが内包されている。深い残響や分散された反復のメロディは、穏やかさとともに安定した世界から切り離された感覚を想起させる。この作品は1980年に実際にニューヨークのラガーディア空港のターミナルで使用されたが、その不穏な気配にクレームが多発、すぐに使われなくなった。当然だろう。墜落を想定して作られているのだから。イーノは74年に「バーニング・エアラインズ・ギヴ・ユー・ソー・マッチ・モア(=燃える航空路がもっと沢山与えてくれる)」という曲を発表しており、主人公を振った彼女が飛行機事故に巻き込まれるイメージを歌詞として描いている。このことからも、イーノが飛行機事故へのオブセッションを当時強く持っていたことが窺える。
(※一部抜粋)
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.i{ '{.O ` O } / ! こういうバックボーンを汲み取りつつ聴くと違った楽しみ方がするのかもしれませんね…
八 }゙゙_〈〉 ゙゙゙.} .イ 1 専門的なことはともかくこちらの他にもバシンスキの作品に触れつつ色々ディープに評していて
i >'´ }'f^ヾ../.i | アンビエントに対する接し方について今一度考えさせられる良分でした
j./ {/'{ Y1.i l
‖ ..|r7 1Y.. i
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‖=ニシnk:*::. ゙ Y.... l,
/ {._,ィ'ニニニ入_*::=リ:. .. '、
./ .j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::Y.. ヽ.. ヘ
.ノ _,:‖::.::>‐'^::.:.:.:.:.:}.ヽ \ヾ、
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