放課後の理科室、水槽のフグ、剥製の鳥、窓から差し込む陽光、夏の風、空を舞う青い鳥-AA独り言

放課後の理科室、水槽のフグ、剥製の鳥、窓から差し込む陽光、夏の風、空を舞う青い鳥

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706:名無しA雑民[sage/saga]
2020/10/03(土) 13:38:01.69 ID:W5IUGTZQo
https://youtu.be/-uXWEe6VCtA?t=229

　はたして、ホロライブの対応は正しかったのでしょうか？　私は、中国事情の専門家ではありませんので、主に日本のココ会長のファンに向けて、カバー株式会社の対応について分析していきます。まず、謹慎が重すぎるという意見があります。「今回の騒動でホロライブがタレントを守っていない」「悪気があってやったわけでもないのに、なぜ謹慎させるんだ」という意見が多く見られました。『そもそも悪いのは、YouTubeだから会長やはあとさんに責任を取らせる必要はない』という主張ですね。いざというときにタレントを守らない企業に失望した、という声もあります。

　これに対して、私は逆に『ホロライブはタレントを守っているのではないか』と考えています。なぜ、炎上の責任を取らせて3週間謹慎させているのにタレントを守っているとなるのでしょうか。それは、『人間の怒りは時間と共に風化していくから』です。ブチギレている人に正論を言っても聞く耳は持たれません。実際に、台湾を国として扱っている大元はYouTubeです。YouTubeを運営するGoogleは今この瞬間にもアメリカ、日本と並べて台湾を全世界のアナリティクスに表示し続けています。誤った考えを正すために行動するならば、YouTubeの母体となるGoogleへ抗議をしたほうが効果的です。今回は、たまたまbilibili動画へのミラー配信によって、それが表面化しただけで、同様の事例は世界中のありとあらゆるところで起きていてもおかしくありませんよね。と、このように怒っている人に対して、これを主張したところで徒労に終わります。人間の脳というのは、強い情動に支配されているあいだは、論理的な思考ができない仕組みになっているからです。

　コロナウィルスでマスクが高騰した際に、転売師が叩かれたのも同じ現象ですね。転売師が全国に流通するマスクの相場を釣り上げるというのは不可能であり、値段が上がっているのは単に需給のバランスが崩れているからだったのですが、マスクが手に入らなくて怒っている人にそんなことを言っても聞く耳は持たれません。数カ月後、転売が解禁されても、マスクの値段が高騰していない現状を知って、はじめて理解できるようになるわけです。

　つまり、『怒っている人に正論を説くためには、冷静になってくれるようなクールダウン期間が必要』なわけです。心理学の研究では、人間の怒りのピークは6秒間である、とされています。人間は、怒りを継続するのが難しく、時間と共に沈静化していくわけです。話をホロライブに戻すと、3週間活動を自粛させるという処置は、タレントを守るためには非常に適切であった、と私は考えます。今、怒り狂っている人も、3週間のあいだ同じい熱量を維持し続けるというのは困難というわけですね。

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