世はことも無し
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238:名無しA雑民[sagesaga]
2017/12/28(木) 01:08:09.81 ID:sTBDuaTBo
地獄のような冗談で、冗談のような地獄だった。
一連の事件がどこから始まり、どこでどういう経緯を辿り、そしてどのように終わったのか―――

先にも言ったように、それは僕にとっては永遠の謎、決して解けないパラドックスのようなものだけれど、
たったひとつのあの地獄がいつから始まりいつ終わったのかは、僕にとってははっきりしている。

三月二十六日から四月七日まで、春休み――である。

キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード―――

後に僕は、彼女のような存在を怪異と呼ぶのだと知ることになる。
怪異。化物。人外者。

僕は彼女のことをいずれ語らなければならない。 この物語の結末を。


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