330: ◆lu5mqPKdjRWD[sage saga]
2020/01/11(土) 15:20:30.69 ID:IfvZmJ3Y0
"地に満ちる光は、すべて星"
"その守護者として、庇護者として、やらせはしますまいと"
ちいさく、華奢なはずの身体が、ひとたび動けば、重圧を
魔獣<wild one>の巨体にも優る力を放ちました
"神の名にかけて、誓いにかけて"
祈りの舞にも似た回避機動の中で
紡がれる言の葉は、その力を膨れ上がらせるための儀式
儀式の中、振るわれた魔獣の腕が、女神を刈り取ります
"直撃しようとも、当たらない"
"いえ、定義を書き換えるまでもありません"
そして、魔獣の頭上に、女神
刈り取られた姿は残像
"全の力にして初と終の刃、必ずやと切り裂く意志"
そして振り下ろされる力
そして叩きつけられる力
そして押し通される力
魔なる獣が、滅する瞬間のことでした
#創作メモ #最終決戦仕様
1002Res/996.88 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20
